既存のルールを外してみると? ― 編集部おすすめ「学び」記事6選
「普通、○○だよね」「そんなことするなんて、変」
なんとなく当たり前だと思っている働き方のルール。
その“常識”は、絶対的に正しいものでしょうか?
わたしたちが当たり前に感じていることをひとつ変えてみると、いったい何が起きるのか。
実践者たちの声を聞いてみましょう。
「学び」の観点から、働き方の“常識”を問い直すうえで特におすすめしたい記事6選をご紹介します。
変えるのは、個性ではなく「ルール」
3割の力なら働ける人、対面が困難な人、時間拘束が難しい人……
こうした一人ひとりの個性は、いわゆる「普通の働き方」から見落とされてしまいがち。
「ルールを一つ変えるだけで、これまで働けなかった人が働ける。そこには膨大な数の『働きたい人』がいるんです」
こう語る古市邦人さんは、人の個性がデメリットにならない働き方をつくるために、次々と新たな取り組みを仕掛けています。古市さんに、個性を軸にした職場づくりについて伺いました。
「無職=わるいこと」? キャリアブレイクを考える
キャリアブレイクとは、離職や休職のタイミングで感性を回復させ、人生を立て直す時間を作ること。
働くことが正しく、働いていない人にはネガティブな感情が向けられてしまうなかで、北野貴大さんはキャリアブレイクを文化にしたいと語ります。
一時的な離職・休職を肯定的に捉えると何が変わるのか、北野さんに伺いました。
人的トラブルに「陽気なおじさん」を
「誰かと誰かの関係性から発生する諸問題を上手く吸い上げる『陽気なおじさん』を生むことが急務」と語る中北朋宏さんは、元芸人で現社長という異色の経歴の持ち主。組織の中で、心理的安全性を担保しながら人と人をつなぐ役割の重要性を説きます。
笑いの力で組織課題の解決をサポートする中北さんに、よりよい組織づくりについて伺いました。
仕事の対価は、本当に「お金」だけ?
「『お金がないと話しかけることすらできない社会』になっていると言えませんか?」と問いかけるのは、株式会社和える 代表の矢島里佳さん。
「0円で社長を貸し出す」実験的な取り組みを通して得た気づきとは?
お金というフレームを取り払うことで見えてきた、働き方の本質について伺いました。
「幹事」こそクリエイティブ!
なにかと敬遠される「幹事」という役割。
しかし、そんな幹事のことを「旗を掲げ、仲間を集い、事を成す、そのきっかけと環境を作る存在」と定義し直し、働き方の軸にしている方がいます。
年100回以上のイベントを開き、1000人以上が集う会の幹事を20年以上続ける辻貴之さんに、「幹事力」について伺いました。
縄文生活から見えてきた「働く」と「生きる」
それなりに忙しく働いてきた。でも、
「何のために働いてるんだっけ」。ふとそう思うこと、ありませんか?
そんな疑問の答えを求めて、週末に山に籠り、現代の道具を一切使わずにゼロから文明を築いていく生活を実践する、「週末縄文人」のお二人。
日常から少しだけ抜け出して、当たり前になってしまっているものを見つめ直すと、何が見えてくるでしょうか。縄さんと文さんにじっくりお話を伺いました。