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with Forbes JAPAN

最新号情報

2024.08.29 Published

ISSUE 09:FUSION EMPOWERMENT

未来はダイバーシティ大国がつくる オーストラリアの働き方

国籍や民族の枠を超えて多文化共生を実現している国、オーストラリア。異なる個たちが自由闊達に働き、互いに刺激し合い、未来を切り開く姿がそこにはある。アイデンティティや文化を損ねるのではなく、融合し価値創造する彼らから、多様な人財を資本とし力とする働き方を探求する。

CONTENTS

12

SPECIAL TALK

未来国家「オーストラリア」はいかにして
多文化共生社会に向けて歩んできたのか?

慶應義塾大学 教授 塩原良和
モナシュ大学 Lecturer 濱田伊織

ダイバーシティな未来国家を実現する国、オーストラリア。同国の多文化共生社会はどのように形成されているのか。オーストラリアの地域研究を行う慶應義塾大学教授の塩原良和氏とモナシュ大学で移民研究を行う濱田伊織氏の対話からその背景を探る。

15

PART1

FAIR GO
共冒険者になろう

単なる仲間を超え、対等な関係やリスクを共有し、共に挑むパートナーシップを築こう。誰かに任せるのでも、自分だけで導くのでもない。「一緒にやろう」の一言が、新たな道を切り開く鍵となる。

・「越境」で急成長を遂げる オーストラリア発デカコーン CANVA
・逆転の発想で悪条件を個性に 危機から生まれた「頼り合い住宅」 NIGHTINGALE HOUSING
…and more

41

PART2

SPARK
火花を起こせ

違いとの遭遇こそ創造の原点。対立や衝突はマイナスではない。恐れずにその瞬間を迎え入れることで、新たな機会が芽生える火種となる。互いに刺激し合い、弾ける輝きこそが未知から未来になる片鱗だ。

・目指すは産官学の「圧力鍋」 大学インキュベーションの挑戦 MELBOURNE CONNECT
・多文化社会を「投資」に変えて 学生寮ビジネスが街を活性化する SCAPE
…and more

63

PART3

CHEMISTRY
親和を高める

心をつなげて、共創しよう。相性の良さはもちろん、互いの強みを引き出せるか。共感と共鳴から連帯が生まれ、信頼という絆へと発展する。その絆を力に、共に新しい可能性を拓いていこう。

・「共助」の精神がつくる 最強のディープテックハブ CICADA INNOVATIONS
・活気が人を引きつける 小さなトップランドの「磁力」 SINGLE O
…and more

88

COMPARISON DATA

データで見るオーストラリア

多文化共生社会を実現しているオーストラリアに関する数字を示した。日本との違いとは?

90

SPECIAL INTERVIEW

AIが職場の同僚に? 未来の働き方を見据える5つのガイド

京都大学教授 哲学者 出口康夫

私たちの仕事は今、パソコンなどのデジタル機器に加え、AIやロボットにも支えられている。これからの共創社会はどう進化していくのか、『AI親友論』の著者、京都大学の出口康夫教授が提示する。

名称:『WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE09』
発売日:2024年8月29日(木)
価格:1,200円(税込)
判型:B5変形
ページ数:96ページ
企画:株式会社オカムラ
編集長:山田雄介(オカムラ)
発行人:上野研統
発行元:リンクタイズ株式会社
販売元:株式会社プレジデント社
販売方法:全国書店・インターネット

BACK NUMBER

バックナンバー

ISSUE 08:NO PLAY, NO WORK

働く人、暮らす人の幸福度が高く、世界トップクラスの競争力やイノベーションを創出している北欧の国々。まるで遊ぶように働き、学んでいる自由な彼らの姿から見えてきたのは、自らの可能性を探求し、成長を目指す働き方だった。

ISSUE 07:EDOlogy Thinking

衣食住のあらゆる場面でリサイクル・リユースが行われる徹底した循環型社会であった江戸時代。社会全体に持続可能性が求められている今だからこそ、過去と未来をつなぐ思想に迫ることで、「令和時代の循環型社会」の働き方を探る。

ISSUE 06:Creative Constraints

パンデミックの今だからこそ、「制約に新たな意味を見出し、社会を変革する」世界のリーダーたちの声を聞くことで、この制約の時代に生まれる新たな価値や働き方を探る。

EXTRA ISSUE:FUTURE IS NOW

想像していなかった異次元の未来がいきなり訪れた2020年。WORK MILLがこれまで取材したビジネスやクリエイティブの最前線にいるトップランナーたちへ、働き方やビジョン、そしてこの先の姿を問う。

ISSUE 05:ALTERNATIVE WAY

「成長」「効率」「競争」といった価値観が代表する20世紀の資本主義経営が限界を迎えつつあります。今号では、アジアのオルタナティブな働き方や経営哲学に目を向け、新たな“仕事道”として紹介します。

ISSUE 04:LOVED COMPANY

「愛」という理論でない人間の根源的な感情と企業をテーマに、顧客や社員、地域や社会との強い関係性をつくりだしている国内外の「愛される会社」を探求し、紹介します。

ISSUE 03:THE AGE OF POST-INNOVATIONALISM

ロンドン、北京、東京に訪れ、イノベーションの次に来る、新しい経済のかたちを探った。「クリエィティブ」、「インクルーシブ」、「リ・インベンション」をキーワードに、新しい価値創造の可能性を紹介する。

ISSUE 02:THE DANISH WAY

世界幸福度ランキングで長らくトップを維持してきたデンマーク。そんな国の働き方や学び、そして暮らしとは。起業家・大企業社員・クリエイターから学びの現場、一般の家庭まで、話を聞いた。

ISSUE 01:WHY COWORKING?

企業勤めでもフリーランスでもパソコン一台で仕事ができる時代に、人々が殺到している「仕事場」がある。起業家、デザイナー、企業人……多様な知とセンスが交わり、未来を創る究極の仕事場にイノベーティブでサステナブルに働くヒントを探る。

SPECIAL ISSUE:HAPPY WORKPLACE APPROACH

幸福度を尺度にしてエンゲージメントを高め、人材育成と企業の成長に成果を上げている「ハッピーワーク」先進国タイ王国のモデルケースに学ぶ。

ISSUE00:NATURAL BEING

個人の能力を最大化させ、イノベーションを生み出す空間づくりに注力した3社のオフィス事例や、「働き方」に関するトレンドと現状分析について、専門家の視点を紹介する。