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バックナンバー

2022.06.28 Published

ISSUE 07:EDOlogy Thinking

江戸×令和の「持続可能な働き方」

衣食住のあらゆる場面でリサイクル・リユースが行われる徹底した循環型社会であった江戸時代。社会全体に持続可能性が求められている今だからこそ、過去と未来をつなぐ思想に迫ることで、「令和時代の循環型社会」の働き方を探る。

CONTENTS

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SPECIAL TALK

“持続可能”なサステナビリティ

建築家 ビャルケ・インゲルス

サステナブルであることが物事の前提の今、この言葉の本質はどこにあるのか。「快楽主義的持続可能性」という概念を提唱したことでも知られる、世界的建築家に聞く。

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COVER STORY

EDOlogy Thinking
江戸×令和の「持続可能な働き方」

衣食住のあらゆる場面でリサイクル・リユースが行われる徹底した循環型社会であった江戸時代。社会全体に持続可能性が求められている今だからこそ、過去と未来をつなぐ思想、エドロジー・シンキングに迫ることで、「令和時代の循環型社会」の働き方を探る。

・なぜいま「江戸」に再注目するのか 江戸文化研究者 田中優子
・DATAでのぞくEDOlogy LIFESTYLE

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COVER STORYPART1

「己」 DIVIDUAL
利己を追求しない自己実現が豊かさを生む

幕府によってさまざまな“制限”を課せられていた江戸時代。その一方で文化や学問、ビジネスなどが次々と開花したのもこの時代だ。背景には、自己の実現に向けてさまざまな顔を持ち、いくつもの“己”を創造し、楽しみながら社会を活性化させる、クリエイティブな人たちの姿があった。

・新時代のアバターが拡張する豊かな人生のカタチ 九代玉屋庄兵衛 × オリィ 吉藤健太朗
・“新しい働き方”が問い直す近代社会のあり方 ジャーナリスト 佐々木俊尚
・令和の寺子屋で学びのアップデートを Schoo 森健志郎 + 歴史エッセイスト 堀江宏樹
…and more

39

COVER STORYPART2

「連」 COMMONS
“やってみたい”で集まって創造し続ける

身分を超え、世代を超えて、俳句や浮世絵などを共に楽しむサロンのような集まりとして始まった連。「稼ぐ」ではなく「やってみたい」という価値観でつながった文化コミュニティは、江戸時代の人々の創造性を養い、多様な想いとスキルが融合し合うプラットホームであった。

・「現代版・連」を生み出すこれからのオフィス 北条SANCI 横石崇
・オンラインで拡大する連の可能性 アドリブワークス 山岡健人
…and more

58

COVER STORYPART3

「環」 CIRCULATION
人もコミュニティも自然も、すべては巡るもの

春夏秋冬と季節の豊かさが毎年巡るように、人々の営みにおける思考の根底は、直線(一方向)でなく、「循環」であった。持続させるために循環を考えるのではなく、循環しているからこそ持続する社会の仕組みがあった。

・鎌倉で追求する現代の「三方良し」の商いとは? 面白法人カヤック 柳澤大輔
・「現代の長屋」に見る、緩やかにつながる持続可能な暮らし コレクティブハウジング社 宮本諭 +アイソメ 栗生はるか
・都市型農業で実践する社会課題へのアプローチ アーバンファーマーズクラブ 小倉崇
…and more

78

Challenges for A SUSTAINABLE WORLD
持続可能な世界へのチャレンジ

宇宙、観光、投融資。異なる3つの領域から、持続可能な未来のあり方を覗く。

・宇宙での持続可能性をいかに評価するか
・持続可能な観光は日本の資源を再評価する
・サステナブルファイナンスに必要な「目利き力」

82

WORKPLACE TODAY

多様な場へと広がる、新しいワークプレイスの姿。

・KADOKAWA
・BONUS TRACK
・SANU

88

2nd STORY

FUTURE HEALTH

オフィスのあり方もコミュニケーションの方法も、ニューノーマル時代にあわせて新たに構築されつつある。より健康に、よりよく働くことに向き合う人が増えたいま、私たちはどう自分と向き合うべきなのか。

・心身の健康:「アクティベーション」の可能性 環境神経学研究所 藤本靖
・働き方の健康:「働く幸せ」の7つの因子 幸福学研究者 前野隆司
…and more

102

はたらくをミル

NEC、ラクスル、ワンキャリアが見つめる、いまの働き方とは。

・なぜ、女性CFOに注目が集まっているのか? NEC
・男性の育休取得推進によって何が変わる? ラクスル
・なぜ、若手社員の離職率は高いままなのか? ワンキャリア

名称:WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE 07
発売日:2022年6月28日(火)
価格:1,200円(税込)
判型:B5変形
ページ数:108ページ
企画:株式会社オカムラ(編集長:山田雄介)
監修:山本智之(Forbes JAPAN編集部)
制作:Forbes JAPAN Brand Studio
発行元:リンクタイズ株式会社(発行人:上野研統)
販売元:株式会社プレジデント社
販売方法:全国書店・インターネット

BACK NUMBER

バックナンバー

ISSUE 08:NO PLAY, NO WORK

働く人、暮らす人の幸福度が高く、世界トップクラスの競争力やイノベーションを創出している北欧の国々。まるで遊ぶように働き、学んでいる自由な彼らの姿から見えてきたのは、自らの可能性を探求し、成長を目指す働き方だった。

ISSUE 06:Creative Constraints

パンデミックの今だからこそ、「制約に新たな意味を見出し、社会を変革する」世界のリーダーたちの声を聞くことで、この制約の時代に生まれる新たな価値や働き方を探る。

EXTRA ISSUE:FUTURE IS NOW

想像していなかった異次元の未来がいきなり訪れた2020年。WORK MILLがこれまで取材したビジネスやクリエイティブの最前線にいるトップランナーたちへ、働き方やビジョン、そしてこの先の姿を問う。

ISSUE 05:ALTERNATIVE WAY

「成長」「効率」「競争」といった価値観が代表する20世紀の資本主義経営が限界を迎えつつあります。今号では、アジアのオルタナティブな働き方や経営哲学に目を向け、新たな“仕事道”として紹介します。

ISSUE 04:LOVED COMPANY

「愛」という理論でない人間の根源的な感情と企業をテーマに、顧客や社員、地域や社会との強い関係性をつくりだしている国内外の「愛される会社」を探求し、紹介します。

ISSUE 03:THE AGE OF POST-INNOVATIONALISM

ロンドン、北京、東京に訪れ、イノベーションの次に来る、新しい経済のかたちを探った。「クリエィティブ」、「インクルーシブ」、「リ・インベンション」をキーワードに、新しい価値創造の可能性を紹介する。

ISSUE 02:THE DANISH WAY

世界幸福度ランキングで長らくトップを維持してきたデンマーク。そんな国の働き方や学び、そして暮らしとは。起業家・大企業社員・クリエイターから学びの現場、一般の家庭まで、話を聞いた。

ISSUE 01:WHY COWORKING?

企業勤めでもフリーランスでもパソコン一台で仕事ができる時代に、人々が殺到している「仕事場」がある。起業家、デザイナー、企業人……多様な知とセンスが交わり、未来を創る究極の仕事場にイノベーティブでサステナブルに働くヒントを探る。

SPECIAL ISSUE:HAPPY WORKPLACE APPROACH

幸福度を尺度にしてエンゲージメントを高め、人材育成と企業の成長に成果を上げている「ハッピーワーク」先進国タイ王国のモデルケースに学ぶ。

ISSUE00:NATURAL BEING

個人の能力を最大化させ、イノベーションを生み出す空間づくりに注力した3社のオフィス事例や、「働き方」に関するトレンドと現状分析について、専門家の視点を紹介する。