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WORK MILL

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with Forbes JAPAN

最新号情報

2025.09.29 Published

ISSUE 10:Re:WORKPLACE

ワークプレイス再発明
生まれ変わる人と組織—未来をつくる空間戦略

単なる働く場でも、効率だけを追う装置でもない。オフィスは、組織の“哲学”を体現し、カルチャーを醸成し、人々をはじめ企業と社会をつなぐ、最前線の場になっている。感性を刺激し、人を惹きつけ、共感と創造を育てる“磁場”へ─。 本特集では、世界の最先端から新たなワークプレイスへの挑戦を集めた。空間から、組織の未来を考えるための一冊がここにある。

CONTENTS

04

LOOK BACK

社会と働く場―この10年の変化とこれから

『WORK MILL』は2017年から一貫して、世界の新しい働き方を特集してきた。創刊号から携わってきた編集長・山田雄介が、その軌跡をたどる。

10

TOP INTERVIEW

年100以上のオフィスを訪ねる
ヘッドリサーチャーが見た“未来への兆し”

Vitra ラファエル・ギールゲン

世界的家具メーカーであるヴィトラは、世界のオフィス動向を俯瞰的にまとめたレポートを10年にわたり発表している。最新調査から見えてきた働く場の新潮流や、戦略的な視点を読み解く。

17

PART1

GRAVITY
「磁力」

快適さだけでは、人は動かない。ハイブリッド時代に求められるのは、人の心を引きつけ、出会いや交流を自然に生む磁場だ。

・「リモートワークの立役者」が体験型リアルオフィスを増やす理由 Zoom Communications
・歴史街区の赤レンガ倉庫を再生 風格と美しさに誘われる場 Edelman UK
…and more

41

PART2

VIBES
「共鳴力」

文化や理念、空気感そのものが哲学を語る。想いや熱量が共に響き合うことで“らしさ”が育ち、進むべき道を示す羅針盤となる。

・時代を超えて生き続けるために100億ドル企業が共鳴した価値 Notion
・麻布台ヒルズも手がけたデザイナーの「触発型スタジオ」とは Heatherwick Studio
…and more

65

PART3

BEYOND
「越境力」

事業や組織の枠を超え、社会ともつながる時代へ。越境が新たな可能性を拡げ、共創の輪から価値を生み出す。

・新聞社からデジタルメディア企業へ 階層を「解体」する革新のアトリウム Axel Springer
・次世代ディープテックを育むジーニアスたちの「遊び場」 Playground Global
…and more

86

INTERVIEW

オフィス”から“ワークプレイス”へと飛翔するためのヒント

メルボルン大学名誉フェロー オグスティン・チェベス

長い時間をかけて育まれたオフィスの価値を礎に、次の目的地へ向かう─。未来の働く場は、さらに遠くへの軌道を描き始めている。ワークプレイス進化論者、オグスティン・チェベスとその未来を探る。

88

DOMESTIC TOPICS

・大学と地域をつなぐ「コモンズ」が示す 働く場をエコシステムへと昇華させる意義 Common Nexus(名古屋)
・オフィス設計のトップランナー6人が論じる「日本のワークプレイスはもっと面白くなる!」 why work tokyo(東京)

名称:『WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE10』
発売日:2025年9月29日(月)
価格:1,200円(税込)
判型:B5変形
ページ数:96ページ
企画:株式会社オカムラ
編集長:山田雄介(オカムラ)
発行人:上野研統
発行元:リンクタイズ株式会社
販売元:株式会社プレジデント社
販売方法:全国書店・インターネット

BACK NUMBER

バックナンバー

ISSUE 09:FUSION EMPOWERMENT

国籍や民族の枠を超えて多文化共生を実現している国、オーストラリア。異なる個たちが自由闊達に働き、互いに刺激し合い、未来を切り開く姿がそこにはある。アイデンティティや文化を損ねるのではなく、融合し価値創造する彼らから、多様な人財を資本とし力とする働き方を探求する。

ISSUE 08:NO PLAY, NO WORK

働く人、暮らす人の幸福度が高く、世界トップクラスの競争力やイノベーションを創出している北欧の国々。まるで遊ぶように働き、学んでいる自由な彼らの姿から見えてきたのは、自らの可能性を探求し、成長を目指す働き方だった。

ISSUE 07:EDOlogy Thinking

衣食住のあらゆる場面でリサイクル・リユースが行われる徹底した循環型社会であった江戸時代。社会全体に持続可能性が求められている今だからこそ、過去と未来をつなぐ思想に迫ることで、「令和時代の循環型社会」の働き方を探る。

ISSUE 06:Creative Constraints

パンデミックの今だからこそ、「制約に新たな意味を見出し、社会を変革する」世界のリーダーたちの声を聞くことで、この制約の時代に生まれる新たな価値や働き方を探る。

EXTRA ISSUE:FUTURE IS NOW

想像していなかった異次元の未来がいきなり訪れた2020年。WORK MILLがこれまで取材したビジネスやクリエイティブの最前線にいるトップランナーたちへ、働き方やビジョン、そしてこの先の姿を問う。

ISSUE 05:ALTERNATIVE WAY

「成長」「効率」「競争」といった価値観が代表する20世紀の資本主義経営が限界を迎えつつあります。今号では、アジアのオルタナティブな働き方や経営哲学に目を向け、新たな“仕事道”として紹介します。

ISSUE 04:LOVED COMPANY

「愛」という理論でない人間の根源的な感情と企業をテーマに、顧客や社員、地域や社会との強い関係性をつくりだしている国内外の「愛される会社」を探求し、紹介します。

ISSUE 03:THE AGE OF POST-INNOVATIONALISM

ロンドン、北京、東京に訪れ、イノベーションの次に来る、新しい経済のかたちを探った。「クリエィティブ」、「インクルーシブ」、「リ・インベンション」をキーワードに、新しい価値創造の可能性を紹介する。

ISSUE 02:THE DANISH WAY

世界幸福度ランキングで長らくトップを維持してきたデンマーク。そんな国の働き方や学び、そして暮らしとは。起業家・大企業社員・クリエイターから学びの現場、一般の家庭まで、話を聞いた。

ISSUE 01:WHY COWORKING?

企業勤めでもフリーランスでもパソコン一台で仕事ができる時代に、人々が殺到している「仕事場」がある。起業家、デザイナー、企業人……多様な知とセンスが交わり、未来を創る究極の仕事場にイノベーティブでサステナブルに働くヒントを探る。

SPECIAL ISSUE:HAPPY WORKPLACE APPROACH

幸福度を尺度にしてエンゲージメントを高め、人材育成と企業の成長に成果を上げている「ハッピーワーク」先進国タイ王国のモデルケースに学ぶ。

ISSUE00:NATURAL BEING

個人の能力を最大化させ、イノベーションを生み出す空間づくりに注力した3社のオフィス事例や、「働き方」に関するトレンドと現状分析について、専門家の視点を紹介する。