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東京・五日市にコワーキングスペース「ROOFTOP AKIGAWA VALLEY」 カフェ併設 秋川渓谷を一望しながら仕事に集中

2022年2月14日(月)、東京・あきる野市五日市(いつかいち)のコワーキングスペース「ROOFTOP AKIGAWA VALLEY(ルーフトップ秋川バレー)」が会員募集を始めた。

「仕事と遊びを楽しむ場所」をコンセプトに、昨年12月にオープンした同施設。商店街沿いにある築50年以上の釣具店を改装(一部DIY)し、1階がカフェ「Coffee Emerson(コーヒー エマソン)」、2階がコワーキングスペースとなっている。2月以前は、カフェとドロップイン利用のみの営業だった。

オーナーの師岡龍也さんは五日市出身。カメラマン兼映像クリエイターとして活躍する傍らで、2017年ごろから、あきる野市在住メンバーを中心としたクリエイティブチーム「東京山側」で地域活性化に取り組んでいる。

「五日市は自然豊かで、暮らしている方の人柄もよい場所です。都心からのアクセスも良いため、アウトドアや観光目的で訪れる人が多くいる一方、電源とWi-Fiが揃っている環境はありませんでした。そのため、地域を盛り上げる拠点として、オープンを決めました」と師岡さん。

1階のカフェはもともと、あきるの市の東側に位置する福生(ふっさ)市で営業をしていたそうだが、五日市の雰囲気や師岡さんの想いに共感した店主の二瓶りえさんが移転を決め、入居した。

(提供写真)

国分寺の焙煎所「Life Size Cribe(ライフ サイズ クライブ)」で焙煎された、エチオピア産のコーヒー豆を使った「ハンドドリップコーヒー」や「ラテ」(各550円)などを提供する。コーヒーとのペアリングを考えた「プリン」(500円)や小麦粉や乳製品を使わない焼き菓子も多くそろえる。 2階のコワーキングスペースは施設名の通り、天井と壁面に大きな窓ガラスが、部屋内に光が入りやすい構造になっている。屋上にも行くことも可能で、地域の人でも感動するという秋川渓谷の景色を一望できる。

(提供写真)

Wi-Fi・電源を全席に完備する。飲食の持ち込みは自由で、Web会議はイヤホン使用なら可能。全15席。

利用料金は月額会員1万5,000円、年間会員19万8,000円。ドロップインは1日=2,500円で、あきる野市民は500円引きとなっている。出入りが自由のため、デスクワークの合間で気分転換に秋川渓谷の自然を味わいに出かけることもできる。

オプションとして、ロッカー1日=1,000円、月額=3,000円(年間会員は無料)で利用できるほか、法人登記(年間会員のみ)も用意する。ロッカーのみの利用も可能で、遊びなどの拠点としても利用できるという。

「商店街にある昔ながらの建物を残していきたいという思いから、釣具店の外観はあえてそのままにしてあります。そのため、釣具店と間違えて入店される方も多いです。そういった需要もあるので、夏限定で釣竿などの貸し出しも検討しています」と師岡さん。

(提供写真)

「コロナ禍でリモートワークが進んでいる今だからこそ、自然豊かなこの場所で仕事をしてほしいですね。アウトドアを楽しんだり、近くの温泉に入ったりリフレッシュができると思います。移住の支援もしているので、実際に地域を歩いてみて、気に入ったら声をかけてほしい」と笑顔を見せる。

営業時間は10時~18時。定休日は火・水曜日。

ROOFTOP AKIGAWAVALLEY
東京都あきる野市五日市921