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白樺湖と八ヶ岳にサブスクのセカンドホーム「SANU 2nd Home」 自然の中にもう一つの家を

2021年11月11日(木)、セカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」は第一拠点として長野県に「白樺湖 1st」、山梨県に「八ヶ岳 1st」をオープンした。運営は株式会社Sanu。

提供写真長野県・白樺湖)

「SANU 2nd Home」のコンセプトは、「Live with nature. / 自然と共に生きる。」。

自然の中で暮らしを営むことができるセカンドホームとして、木造のオリジナルキャビン「SANU CABIN」をサブスクリプション形式で提供する。

最大収容人数4名のSANU CABINは国産材にこだわり、どの拠点にもあえて同じデザインで建築。一方、株式会社日本の窓による特注品の大きな窓はそれぞれの土地の風景を大きく切り取り、キャビンごとに異なる景観や季節や時間の移ろいとともに景色の変化が楽しめる。

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KINTOのテーブルウェアやカトラリー、調味料を備えたオリジナルのアイランドキッチンでは、地元の新鮮な食材を生かした本格的な料理を楽しむことができる。

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高速Wi-Fiや本棚を完備したワークスペースは、リモートワークに取り組むのにも快適な環境。

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ベッドスペースには「sinso」のリネンを使用した2台のセミダブルベッドを配置。朝夕の景色を楽しみながら、ゆったり過ごせる空間となっている。

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「まずは自然の美しさやその中に暮らす楽しさを知ってもらい、その先の思いとして自然を守り、自然とともにどう生きていくかを考えてもらえたら」と話すのは、同社・ファウンダーの本間貴裕さん。自身も、福島県会津若松市の豊かな自然の中に育ったという。

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今回オープンした白樺湖、八ヶ岳、に次いで、2022年3月4日(金)には山中湖にも拠点を開業。これらの場所を選んだのは、いずれも湖や川が近い、雑木林から射す光が美しいなどその土地特有の自然の心地よさがある場所だったため。

さらに都心から1.5~3時間とアクセスしやすく、立ち寄りたくなるカフェなどの飲食店が豊富、買い物に便利であるといったエリアとしての魅力も選定の基準とした。

提供写真(山梨県・八ヶ岳

キャビンの予約やチェックイン・チェックアウトはすべてスマートフォンなどから会員専用アプリで行う。キーレスロックを採用しているため、受付に人を介することなく、まるで自分の家に帰ってきたかのように滞在できる。

「僕らが提供したいのはあくまでもセカンドホーム。ホテルに到着した時の高揚感とは真逆の安心感をもってもらいたいので、キャビンのデザインをはじめとして設備やアメニティーは徹底して統一しています。利用者からは『ああ、家に帰ってきたな』という実感があるという、うれしい声もいただいています」と、本間さん。

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「SANUが目指すのはサブスクリプションサービスや別荘シェアリングサービスの拡充ではありません。『自然と共に生きる。』ということはどんなことなのかを考え続け、それを発信し続けることだと思っています。そのために、自然とともにある生活様式全般を考え抜き、行動に移していくことが肝要です」とも本間さんは言う。

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設計施工のパートナー企業・株式会社ADXと連携し、オリジナルのSANU CABINを開発。企画から運営をSANUが担う。開発による自然へのダメージを最小限に抑えるため、拠点の敷地内の樹木の種類と本数を特定し、伐採を最小限にとどめている。また、高床式建築を採用することで土地にもともと流れる水や風を止めない開発を実践、環境負荷を抑えることを徹底しているという。

さらに、キャビンの建設に使用した分の木の植林も進める。将来的には、キャビンが増えれば増えるほど、森がより豊かになっていくことを目指すという。

提供写真(山中湖)

「主に関東にオープンしているSANU 2nd Homeですが、今後は関西や北海道、九州にも広げていく予定です。まずは自然の中でのセカンドホームの暮らしを日本でも日常的に楽しめる未来を目指し、その後は世界中にSANUブランドを展開するのが目標です」

料金は月額5万5,000円で、初期費用は0円。ハイシーズンを除く月曜から木曜は追加料金なしでキャビンを利用できる。初回会員枠の希望者は1,500名以上となり完売につき、会員枠が増え次第、先着順でサブスク会員となれるウェイティング登録を受付中。

SANU 2nd Home

編集:ノオト