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静岡・伊豆 修善寺温泉にカフェ&ゲストハウス「ITJ BASE Shuzenji」 仕事しながらリフレッシュも

2021年12月14日(火)、静岡・伊豆 修善寺温泉にカフェ&ゲストハウス「ITJ BASE Shuzenji」がオープンした。運営は国際トレイルランニングレース「伊豆トレイルジャーニー(=ITJ)」を企画・運営する株式会社ソトエ。

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「 ITJ BASE Shuzenji」はトレイルランやサイクリングなどのアウトドアスポーツを楽しむ拠点としてオープンした施設。築48年の建物を改装し、1階はカフェスペース、2〜3階はカプセルタイプのゲストハウスとなっている。

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同社代表取締役プロデューサーの千葉達雄さんは、「私の出身地でもある伊豆半島は都心からのアクセスも良く、自然豊かな場所です。この地域を盛り上げるために、2013年から『新しい伊豆の旅の創造』をコンセプトにしたトレイルランニングの大会を開催していきました。しかし、コロナ禍で大会開催が危ぶまれるなど、トレイルランナーにとって逆境が続いていました。そんな状況だからこそ、新しい挑戦として施設の開業に踏み切りました」と話す。

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1階のカフェでは、焙煎所「Archipelago Roastery(アーキペラゴ・ロースタリー)」(沼津市戸田)で焙煎されたタイ産のブルームーン(コーヒー豆)を使ったコーヒー(400円~)や自家製コーラ(500円)を提供。

そのほかに、クラフトビール「ベアードビール」(伊豆市大平)の生ビール(700円~)を4種、ホットドック(600円)などのフードメニューもそろえる。

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館内には、アウトドア利用者のニーズに合わせた設備を多数用意。屋外には自転車などの汚れを落とすためのシャワー、店内には自転車の簡易なメンテナンスを行うことができるサイクルピット、部屋に戻る前にすぐに汗を流せるシャワー室(男・女=各2室)を用意する。

館内は、Wi-Fiや電源を各席に完備しており、ワーケーションスペースとしても利用できる。全40席。

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3階のゲストハウスは男女共用シングル10室、ダブル2室、女子専用シングル8室で、ミニキッチン、共用バスルームを備える。ベッドには、イタリアの高反発寝具メーカー「マニフレックス」のマットレスを使用。アウトドアで疲れた体を癒すために寝心地の良さを追求したという。

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利用料は1泊あたり4,000円から。宿泊者限定で近くのトレイルランコースへの送迎や「アウトドアプラン」も用意する。アウトドアプランの利用者は、千葉さんの案内によるナイトトレイルや提携自転車店のマウンテンバイクを使ったサイクリングなども楽しめるという。

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「東京からは特急・踊り子号に乗ってすぐに着きますし、仕事ができる環境も整っているので、ワーケーションとしてピッタリの場所です。気分に合わせて、アウトドアスポーツを楽しんだり、近くの温泉に入ったりとリフレッシュしながら過ごしてほしい」と千葉さん。

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「利用者はトレイルランナーの方が多いですが、それ以外の方も大歓迎です。私自身も若いころに、バックパッカーをしていた経験があるので、若い人や外国の方の利用も期待しています。地域に根差して、伊豆と観光客を繋ぐ地域のハブとしての存在を目指していきたいですね」と話す。

カフェの営業時間は10〜18時。水曜・木曜定休。

ITJ BASE Shuzenji
静岡県伊豆市修善寺955-1

編集:ノオト