人と技術が交差し、宇宙ビジネスの可能性を広げる「X-NIHONBASHI BASE」
一般社団法人クロスユーは、三井不動産株式会社が東京・日本橋にオープンした宇宙ビジネスの共創施設「X-NIHONBASHI BASE」を拠点として、2023年4月1日より活動を開始した。
一般社団法人クロスユーは、三井不動産株式会社と宇宙関連産業に携わる有志が中心となり、2022年9月に設立された団体である。宇宙産業の発展やイノベーションの創出といった同法人の設立趣旨への賛同者は会員となることができ、会員同士の共創を生み出す場としてX-NIHONBASHI BASEが設けられた。
三井不動産株式会社は2016年、日本橋を舞台に「日本橋再生計画」の産業創造の取り組みとして「日本橋ライフサイエンス・イノベーション推進事業」を開始。
「日本橋は、昔から創薬の街として名だたる製薬企業が集積している場所です。この日本橋からライフサイエンス分野を盛り上げたいという思いより、LINK-Jというコミュニティを立ち上げました。そこにJAXAさんが入会したことをきっかけに、宇宙産業のコミュニティの必要性を感じ始め、宇宙ビジネス拠点『X-NIHONBASHI』を立ち上げることになりました」と語るのはクロスユーの西拓樹さん。
X-NIHONBASHI BASEという名前には、宇宙関連プレイヤーはもちろんのこと、非宇宙企業をはじめとする多様なバックグラウンドを持つ人々が交差し、共創することで、宇宙ビジネスの可能性をさらに拡大させていくという想いが込められている。実際、会員にはすでに宇宙分野の事業を行っているだけでなく、今後宇宙産業へ参入したい企業もいるという。

同施設には、セミナーや交流会などに活用できるワークラウンジとバーラウンジを備えている。最大40名まで収容可能。
「ピッチイベントや交流会など、さまざまなイベントが行われています。2025年は姉妹拠点であるX-NIHONBASHI TOWERと合わせると年間約350件が開催されており、そのうち9割近くが会員による主催です」とクロスユーの吉若さんは話す。

バーラウンジのエリアではお酒を飲むことが可能だ。「先日のイベントで登壇したA社の人が持ってきたお酒です」と会話のきっかけになるよう、交流会で余ったお酒はこのバーラウンジに保管しているそうだ。
また、オープンスペースのほかに、Web会議ブースや個人作業ブースなども。集中して作業をしたいときと誰かと交流したいときで使い分けられる。

「イベント時に参加者同士を紹介・引き合わせることはもちろん、会員の要望や課題に応じてマッチングさせていただいています」と西さん。さらに、一般社団法人クロスユーの公式ホームページでも、会員が無料でPRしたい内容を掲載できる「会員PR」コーナーを設置している。
「会員同士の接点を増やすだけでなく、新たな共創も生まれてほしいですね。これまでになかった技術の活用やビジネスの創出につながり、宇宙産業が盛り上がる機運をつくっていけたら」と西さんは意気込む。
●X-NIHONBASHI BASE
・営業時間:平日8:00~19:00(シェア会員は休館日を除いて終日24時間利用可能)
・住所:東京都中央区日本橋室町3-3-9 日本橋アイティビル 3階・4階
・URL:https://www.x-nihonbashi.com/facility/
●料金
特別会員A(従業員301名以上の法人):年25万円、入会金5万円
特別会員B(従業員300名以下の法人および非営利団体):年6万円、入会金2万円
特別会員C(個人プラン):年5千円、入会金2千円 ※現在、受付一時停止中
オプションプラン(シェア会員):月3万円
※登記住所に日本橋が含まれている法人様は特典あり
●利用可能な設備・サービス
Wi-Fi、電源、複合機、ホワイトボード、延長コード、ウォーターサーバー、コーヒーマシン、ソーダストリーム、電子レンジ、自販機、大型モニター、郵便受け・ロッカー(法人登記された方のみ利用可能)など
編集=ノオト


