多様な働き方を日常に ─「あなたの WORK GOOD」・キサブロー（着物デザイナー）

連載完結

2022.2.9

よみもの

多様な働き方を“日常”に。

WORK MILLは、自分らしい働き方「WORK GOOD」をつくりだすためのヒントを提供します。今回は、今までWORK MILLウェブマガジンに登場した方々に、それぞれの「WORK GOOD」についてアンケートを実施。

あなたにとっての「WORK GOOD（自分らしい働き方）」とは？
「WORK GOOD」実現のために、日々心掛けていることは？
あなたの「働きがい」は？

という3つの問いを通して、一人ひとりの「WORK GOOD」に迫ります。

「着物」の固定概念から脱却し、常識を覆して生きる

あなたにとっての「WORK GOOD（自分らしい働き方）」とは？

着物を軸に多様なジャンルの仕事をしていることです。着物デザイナーという肩書きで働いていますが、インテリア・アート・アニメなどと着物を掛け合わせて着物の魅力をより広く伝えられるようにしています。

「WORK GOOD（自分らしい働き方）」実現のために、日々心掛けていることは？

伝統的でクラシックな着物が大好きですが、新しい技術やテクノロジーを取り入れる事を拒否しないようにしています。守りに入らないように。前例がなくても自分が挑戦したいと思ったら作ります。むしろ今まで作ったことがない物にワクワクします。

あなたの「働きがい」は？

着物を通して私に関わった方の価値観が変わるときに働きがいを感じます。着物にまつわる古い・苦しい・難しい、そんな固定概念をなくして。常識を覆して生きていきたいです。

―キサブロー（きさぶろー）着物デザイナー
創業90年の仕立て屋「岩本和裁」の〈4代目キサブロー〉は、着物業界の革新的存在であった初代・岩本喜三郎の名を受け継ぎ、和洋のみならず性別のボーダーを越え、全ての人々を既成概念から解放することを目標に、ありのままの自分に寄り添うアウトフィットを提案する。2015 「キサブロー開国展」松屋銀座、2016 「ISETAN×ルパン3世 LUPINISSIMO IN ISETAN2016」、2017 「滝沢歌舞伎2017パンフレット衣装提供」、2018 第31期竜王戦・羽生善治棋士着物デザイン NHK「LIFE!」SP 忍べ! 右左ェ門衣装デザイン、2019 パナソニック100BANCH 第一期フェロー

※プロフィールは下記記事の取材当時のものです。