多様な働き方を日常に ─「あなたの WORK GOOD」・石坂典子(石坂産業)
多様な働き方を“日常”に。
WORK MILLは、自分らしい働き方「WORK GOOD」をつくりだすためのヒントを提供します。今回は、今までWORK MILLウェブマガジンに登場した方々に、それぞれの「WORK GOOD」についてアンケートを実施。
- あなたにとっての「WORK GOOD(自分らしい働き方)」とは?
- 「WORK GOOD」実現のために、日々 心掛けていることは?
- あなたの「働きがい」は?
という3つの問いを通して、一人ひとりの「WORK GOOD」に迫ります。
若い世代が「働きたい」職場に
あなたにとっての「WORK GOOD(自分らしい働き方)」とは?
五感を使って感じ、自分のスタイルで好きなモノを選んでいく、その中に、自分の居場所があること。そして、困難なことや容易には理解してもらえないことであっても、しなやかな強さを持って、取り組んで行くこと。
座右の銘は「不易流行」。変わらぬものと、変化してゆくもののそれぞれを大切にしながら、理想の未来を描き、それを実現させるための行動も自ら選び取っていくこと。
「WORK GOOD(自分らしい働き方)」実現のために、日々 心掛けていることは?
社長を引き継いだ時に、父に頼んで書いてもらった経営理念は、「謙虚な心、前向きな姿勢、そして努力と奉仕」。
最初は経営理念っぽくないと感じましたが、時間の経過と共に、その言葉の重みがわかるようになりました。感性を研ぎ澄ますだけでなく、謙虚な心で受け止めているのか、前向きな姿勢か、そして努力と奉仕の気持ちで取り組んでいるのかと、問いかけを加えています。
あなたの「働きがい」は?
変えられると信じた未来、理想とする未来に向かって、少しずつですが進んでいて、石坂産業の取り組みへ共感の輪の広がりが実感できること。
そして、世の中に絶対になくてはならない仕事なのにネガティブな印象がある産廃処理業界全体のイメージが向上し、石坂産業が、若い世代にとって働きたい職場になり、実際に社員が楽しそうに生き生きと働いている姿が見られること。
ー石坂典子(いしざか・のりこ)
1972年東京都生まれ。 高校卒業後、米国の大学に短期留学。 1992年父親が創業した石坂産業株式会社に入社。 埼玉県所沢市周辺の農作物がダイオキシンで汚染されているとの誤報を機に、「私が会社を変える」と父親に直談判し、2002年社長就任。
※プロフィールは下記記事の取材当時のものです。
2022年1月31日更新
写真:大木健介
編集:プレスラボ