多様な働き方を日常に ─「あなたの WORK GOOD」・中村朱美(佰食屋)
多様な働き方を“日常”に。
WORK MILLは、自分らしい働き方「WORK GOOD」をつくりだすためのヒントを提供します。今回は、今までWORK MILLウェブマガジンに登場した方々に、それぞれの「WORK GOOD」についてアンケートを実施。
- あなたにとっての「WORK GOOD(自分らしい働き方)」とは?
- 「WORK GOOD」実現のために、日々 心掛けていることは?
- あなたの「働きがい」は?
という3つの問いを通して、一人ひとりの「WORK GOOD」に迫ります。
世界が1mmでも良くなったと感じたとき、働きがいを感じる
あなたにとっての「WORK GOOD(自分らしい働き方)」とは?
仕事も家庭も趣味も全部、欲張りに全力で楽しむこと! 何かを犠牲にしたり、何かを諦めたりせず、全てバランスよく時間を使うことで、持続可能な私らしい働き方に。
また、仕事を通して自分の夢を叶えるという目標設定をすることで、仕事が夢を叶える場所になる、そんな働き方が私らしい働き方かなぁと思っています。
「WORK GOOD(自分らしい働き方)」実現のために、日々 心掛けていることは?
全部欲張りに頑張るために、仕事に充てる時間は全集中! いかに効率よく生産性を上げるのか、いかに移動時間に空いている頭脳を使うのか、いかにお金をかけずに効率よく勉強するのか…! こういったことを常に考えながら仕事を1.2倍速で頑張って、17時には終えて子どもたちとの時間や趣味(漫画やアニメ)の時間に充てるようにしています。
あなたの「働きがい」は?
自分の仕事の成果として、世界が1mmでも良くなったり変わったりしたという実感を得たとき、働きがいを感じます。
飲食店でも残業無しで17時45分に全員退社でき、利益も維持できるというモデルを提示することで、他の企業や他の業種にも働き方改革を導入してみたいという影響を少しでも与えられたことは、これまでで最も頑張ってきて良かったと思えた成果です。
─中村朱美(なかむら・あけみ) 株式会社minitts 代表取締役
1984年京都府生まれ。京都教育大学卒業後、専門学校の広報を経て、2012年に「国産牛ステーキ丼専門店 佰食屋」を開業。その後、「すき焼き」と「肉寿司」の専門店をオープン。連日行列のできる超・人気店にもかかわらず「残業ゼロ」を実現した飲食店として注目を集める。2017年に「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選出。2019年には日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」大賞(最優秀賞)を受賞。同年6月「佰食屋1/2」をオープン。著書に『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』(ライツ社)
※プロフィールは下記記事の取材当時のものです。
2022年1月28日更新
写真:笹木祐美
編集:プレスラボ