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岐阜県美濃市に築150年の古民家を改修した「WASITA HOUSE」 暮らすように働くゲストハウス

2022年4月中旬、岐阜県美濃市にゲストハウス「WASITA HOUSE(ワシタハウス)」がオープンした。2021年からみのシェアリング株式会社により営業されている「まちごとシェアオフィス WASITA  MINO(ワシタミノ)」に隣接している。みのシェアリング株式会社の関連会社であるみのまちや株式会社が運営する。

2021年、築150年の長屋を改修して「まちごとシェアオフィス WASITA  MINO」がスタート。他にも、タンブラーを持ち歩き町内の提携カフェ7軒でドリンクの提供を受けられる、利用者と町をつなぐためのサービス「まちごとワークタンブラー」を展開してきた。

「WASITA HOUSE」は、「まちごとシェアオフィス WASITA  MINO」に隣接する古民家をゲストハウスに改修して開始。宿泊しながら仕事をすることで、「美濃で暮らすように働く」をさらに体感してもらうのが狙いだ。

「ここで長期宿泊し仕事をすることで、美濃での暮らしを疑似的に体験していただければと思います。美濃は重要伝統的建造物保存地区に指定されていて、『うだつの上がる町並み』と言われる古い歴史と文化の残る町。郵便局やスーパーも近くにあり、生活の利便性が高いのも特徴です」と、コミュニティマネージャーの橋元麻美さん。

(提供写真)

1階はキッチンやシャワー、トイレなどの共用部、2階に客室を3室用意する。ワーケーションプランであれば「WASITA MINO」のコワーキングスペースと「まちごとワークタンブラー」の利用が可能。

(提供写真)

「利用者からは『朝、顔を洗っていると近所のおばあちゃんたちがお散歩しながらおしゃべりしている声が聞こえてきて和んだ』、『タンブラーを持っているとカフェの店員さんが気さくに声をかけてくれてなじみやすい』との声もあります」と橋元さん。

(提供写真)

「目標は、美濃の町に関わってくれる人をもっと増やしていくこと。私もこの機会に移住してきましたが、第2、第3の故郷を探している方にはうってつけの町だと思います。次年度は、地域の事業者さんと県外のビジネスパーソンを繋ぐプログラムを開催予定です。そこから新たな取り組みや動きが生まれてくれれば」と話す。

●WASITA MINO・ WASITA HOUSE
・営業時間
WASITA MINO:8:00-22:00/定休日=祝日、年末年始、美濃まつり開催日
WASITA HOUSE:チェックイン13:00~17:00/チェックアウト10:00
・住所:岐阜県美濃市相生町2240-2
・URL:https://wasita.co.jp/

●料金
・WASITAMINO
Full プラン:月額16,500円(全営業日利用可・まちごとワークタンブラー 利用可)
4Dayプラン:月額9,900円(週4日利用可)
※WASITA HOUSEワーケーションプラン宿泊者は無料で利用可
・WASITA HOUSE:1名1室6,600円〜

●利用可能な設備・サービス
Wi-Fi、電源、プリンター複合機、冷蔵庫、オーブントースター、湯沸かしポット

編集:ノオト