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横浜市旭区に「トリオ左近山」 元病院を改装、団地の内外がつながる場に

2023年5月、横浜市旭区の左近山団地エリアに「トリオ左近山」がオープンした。運営は、関東を中心にイベントスペースやシェアオフィスを提供する株式会社Goldilocks。

同事業は横浜市旭区が実施する「横浜市郊外部における働く場の創出事業」の一環として運営されている。担当は、現在左近山団地に住んでいる小山晴也さんが務める。

「左近山団地は自治会やお祭りが盛んで、住民同士が自然とあいさつのできる場所。そのように地域活動が活発である一方、高齢化が進んでいるエリアでもあります」とエリアの現状を分析。

「だからこそ、このトリオ左近山を通して今まで地域とのつながりが薄かったエリア内外の人や若い働き手世代も訪れられるコミュニティや居場所を作りたいと思いました」と語る。

施設は、かつて病院だった物件を改修した。壁の一部を撤去し、利用者同士で顔を合わせやすい広々とした空間づくりを意識した。

施設内のスペースは3種類。1つ目は、入口付近にある無料エリアと有料エリアが交わるスペース。双方のエリアを隔てるように、直径2.3メートルの円形テーブルを配置。どちらの利用者もこのテーブルを使えることから、「有料エリアに仕事をしにくる人と、無料エリアにやってきた住民で交流が生まれることもある」という。

(提供写真)

2つ目は、入口より奥に入った場所にあるソファ・集中スペース。有料会員のみが使用できる。

3つ目は、同じく有料会員が利用できる半個室スペース。Web会議や電話をする人をターゲットに、3席設ける。集中して作業したい人が利用することも多い。

会議室は、病院であった当時はレントゲン室だった部屋。壁はホワイトボードになっており、ミーティングの際にメモを書き出せる。

(提供写真)

イベントも積極的に開催している。最近では会員が主催する企画も増えているという。

「会員さん含め関わる人には、最初に『やりたいこと』を聞き、データベースに登録するようにしています。賛同者が3人揃ったら、スペース名どおり『トリオ』を組んでプロジェクトとして実施する仕組みを作っています」と小山さんは説明する。

(提供写真)

オープンから半年以上が経った現在、仕事を目的とする人だけでなく、地域活動に精力的な住民やコミュニティづくりに興味のある人も利用するようになったという。

「仕事や起業、何かしらの活動などにチャレンジしたい人の受け皿となる場所にしたい」と小山さん。「ただコワーキングスペースへ来るのではなく、目標を実現できる団地に遊びに来る感覚で使ってほしい。そして、最終的には移住したり居場所を作ったり……というコワーキングスペースのある団地のライフスタイルを提示していけたら」と展望を語る。

●トリオ左近山
・営業時間:9:00~21:00/年中無休
・住所:神奈川県横浜市旭区左近山団地1186-6左近山団地  ショッピングプラザ左近山 左近山7-14号棟 14
・URL:https://bento.me/triosakonyama

●料金
・ドロップイン料金:3時間まで=980円〜、1日=1,680円〜
・会員料金:月額7,980円(7日間の無料トライアルもあり)
※上記はLINEトリオ会員料金、他スペースマーケット等でも利用可能

●利用可能な設備・サービス
会議室(1時間500円~)、電源、Wi-Fi、ウェブカメラ、液晶モニター、スピーカーマイク、複合機

編集:ノオト