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埼玉県比企郡にコワーキングロビー「いいオフィス小川町 by NESTo」 築約100年の石蔵を改装

2022年1月17日、埼玉県比企郡小川町のコワーキングロビー「NESTo」が株式会社いいオフィスと提携し、「いいオフィス小川町 by NESTo」(以下、NESTo)として営業を開始した。

NESToは大谷石を使った築約100年の石蔵を改装したスペース。テーブルの天板にも樹齢100年ほどの杉の一枚板を使った、自然の素材を感じられる空間になっている。

いいオフィスは全国で600以上のコワーキングスペースを展開するブランドで、月額プレミアム会員であれば定額で加入店舗を利用できる。

NESToがあるのは、東武東上線小川町駅から徒歩5分ほどにある小川町役場の裏手。石蔵は幅21メートル、奥行き7メートルで、関東の大谷石の石蔵としては最大級のものだという。

「これまでも音楽の演奏会などで使用されてきましたが、埼玉県ふるさと創造資金の財政支援を得て、新しい働き方・地域の担い手・関係人口の創出を目指しワーキングロビーとして生まれ変わりました」と話すのは、運営元のNPO法人あかりえ・代表の谷口西欧さん。

そもそもは絹製品などの倉庫だった二階建ての石蔵を平屋として改装したため、天井がとても高い。10メートルほどあるという。床近くには吸気口があり、空気は天井近くから排気されるよう設計されている。

ソファー席のある手前3テーブルはカフェスペース。ドリンクや食事の注文だけでコワーキングの会員に限らず誰でも利用できる。

スペース内にある「石蔵喫茶」でコーヒーやジュース、デザートを注文できる。ドリンクを注文すると、9時30分から15時までは会員なら無料で、カフェのみの利用の場合はプラス100円で、モーニングプレートも提供される。

奥には別料金で使用できるコワーキングスペースがある。席数は全部で30。イベントスペースとしては、40~50人規模での利用もできる。

電車一本で都心部に出られる小川町は、ベッドタウンとしてだけでなく移住の地としても力を入れているそう。現在の利用者の6~7割は町外からだという。

中央にある大きなテーブルの天板は、杉の木の一枚板。高さ40~50メートルはあったという木から切り出した。手前側が広く、その大きさがうかがえる。奥の格子や両サイドのテーブルの天板も同じ一本の杉の木から作られた。

奥の会議室は8人用。利用料金は1時間1,100円。モニター・空気清浄機も設置されている。

冬は薪ストーブで暖を取りながら打ち合わせも。薪ストーブの熱を床暖房としても利用しており、大テーブルの足下も暖かくなる。

自分たちで木を切って薪割りをして、電気やガスとは違う暖房の自給もできる。そのようなスペースは珍しいのではないだろうか。

壁際の席は目の前の大谷石が印象的だ。面の凹凸はツルハシで切り出した時に付く跡とのことで、間接照明によって立体感が強調される。

「杉の木や大谷石など、自然の素材に囲まれて作業ができることを意識しています。自然と建物の融合が感じられるスペースです」と谷口さん。

利用料金は、コワーキング利用が2時間550円、1日で1,100円。長期利用の割引プランも別途ある。コワーキングスペースとしては平日9時~18時に利用でき、平日夜および土日祝日はイベントやカフェとして活用される。

コワーキングロビーNESTo(いいオフィス小川町 by NESTo)
埼玉県比企郡小川町大塚7-4

編集:ノオト