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鹿児島市・天文館にコワーキングスペース「HITTOBE powered by The Company」 鹿児島を前進させていく拠点に

2022年4月11日(月)、鹿児島市の繁華街・天文館エリアにコワーキングスペース「HITTOBE powered by The Company」がオープンした。施設名の「HITTOBE」は、「結果を恐れずまずは行動してみる」を意味する鹿児島の方言「ひっとべ」が由来。

運営は、市内企業を含め4社で連携して行う。鹿児島市に本店をおく地方銀行の鹿児島銀行がコワーキングスペースの場を提供し、店舗運営は県内でコワーキングスペースやカフェ事業を行っている株式会社PBOOKMARKが担当。入居者に対するDXサポートなどをGMOペパボ株式会社が行い、福岡市を中心にワークスペースを運営する株式会社Zero-Ten Parkがサポート企業として参画する。

4社がリソースと経験を持ち寄り、ビジネスマッチングやデジタルサポートなど、入居者向けにさまざまなサービスを提供している。

(提供写真)

コンセプトは「Move Kagoshima Forward」。「鹿児島を少しでも前進させていく拠点になればと考えています」と語るのは、株式会社PBOOKMARK代表の松本一孝さん。

松本さんによると、「天文館エリアは、新旧が交ざりあう場所」。繁華街であるため人が集まりやすく、オープン後の反応も上々だという。

地域の特性上、農業などの一次産業同士のコミュニティはあっても、DXに強いIT企業や起業したての若い人たちとの接点は少ない。松本さんは「この場所を新しいチャレンジやアイデアが生まれるような場所にしていきたい」とねらっている。

施設内には、最大席数48席のコワーキングスペースエリアと、6名まで利用できる会議室が2部屋備えられている。

(提供写真)

カフェも併設されており、コーヒーを飲みながら仕事をすることが可能。ガラス張りになっているのが特徴で、日差しを浴びながらリラックスできそうだ。

(提供写真)

入居者は同施設だけでなく、福岡市やベトナム、タイ、フィリピンに店舗を持つコワーキングスペース「The Company」と、鹿児島県に3店舗ある「3rd CO-WORKING SPACE」の利用が可能。

また、ホームページやネットショップの作成などのサポートも受けられる。マッチングを希望する入居者には適した企業等の紹介も行うとのこと。「アナログですが『人が人をつないでいく』イメージです」と松本さん。

今後の展開について、「ただ仕事をするだけのスペースではなく、お酒を飲みながら会話やアイデアを生み出せるような場所にしていきたいですね。おもしろいことやワクワクすることをしたいと思っている人は大歓迎です」と話してくれた。

●HITTOBE powered by The Company
・営業時間:9:00〜24:00
・住所:鹿児島県鹿児島市呉服町2-8
・URL:https://hittobe.jp/

●料金
・会員:個人会員=11,000円、法人会員(3名まで利用可能)=29,700円
・ドロップイン:1時間550円、1日1,100円

●利用可能な設備・サービス
Wi-Fi、電源、法人登記(月額5,500円)、郵便物受取(月額5,500円)、ロッカー(大=1,500円、小=1,000円)、プリンター、イベントスペース

編集:ノオト