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新潟県燕市にコワーキングスペース「DOORS」 挑戦する若者を増やし地域の活性化を

2022年2月17日(木)、新潟県燕市に「副業・創業支援型コワーキングスペースDOORS」がオープンした。運営は合同会社Oboro。

同社代表の稲村隆行さんは会社勤めを経て、マドレーヌ専門店や会員制の漫画喫茶・インターネットカフェを経営。「新しいことを始めたいと語る客同士のマッチングをしていくうちに、新しいことをできる場所を作りたくなりました」とオープンのきっかけを語る。

同スペースが掲げる「新しくチャレンジする」という考え方は、内装にも取り入れられている。「インテリアデザイナーを目指す知り合いに空間デザインや内装を任せて、場作りを始めた。その後、彼女はデザイナーへの転職を果たしています」と稲村さん。

1階はオープンスペース。島型、スクール型に机が並んでいるがレイアウトは必要に応じて変更可能。Web会議スペースも利用可能。

畳敷きのロフトスペースにはリラックスできる一人用の椅子が置かれ、起業に関する書籍を手にとって読むこともできる。

2階にはレンタルオフィスが3室分。3~4人分のデスクが余裕のある空間に収められている。そのほか、コミュニケーションスペースとWeb会議スペースがあり、Web会議スペースが空いている時間には集中室としても利用できる。

DOORSにはコミュニティマネージャーが常駐。会員同士のマッチングに力を入れている。

「入会時に職業や趣味などをインタビューして属性や得意分野を把握し、相性の良い人・ビジネスをつなぐ役割を担っています。会員同士が繋がって新しいものを生み出してほしいです」と、コミュニティマネージャーの齋藤和也さんは語る。

「いつかDOORSのコミュニティだけで仕事が回り、生活できるようになってくれたらいいですね」と稲村さんは展望を添えた。

●新潟県燕市 DOORS
・営業時間:9:00~21:00/不定休(事前予約必要)
・住所 新潟県燕市本町1丁目3-36-1
・URL  https://www.doors-coworking.com/

●料金
・ドロップイン料金:1時間390円
・会員料金:月額3,900円
・レンタルオフィス:月額39,000円

●利用可能な設備・サービス
・有料:複合機、郵便受け、ペットボトル、コーヒー
・無料:電子レンジ、Web会議ボックス、ロッカー

編集:ノオト