東京・西葛西のカフェ型コワーキング「カフェfilament」使い勝手と居心地を重視し、地域拠点の一つに
2026年1月、東京・西葛西駅北口から徒歩3分の路面店にあるコワーキングスペース「カフェfilament」がリニューアルオープンした。運営は株式会社vivid updateが担う。
元々、2022年10月よりカフェ兼ワークスペース「カフェ filament」として運営されていたが、利便性や予約のしやすさの向上のため、2026年1月にコワーキングネットワーク「いいオフィス」独自の入退室システムを導入。現在の形態として再オープンした。
「カフェとコワーキングスペース、双方が持っている空間の雰囲気を生かした運営ができればと思いました」と店長の榎洋輔さんは振り返る。

空間は、アメリカ東海岸の古びた倉庫を思わせるインダストリアルデザインに近づけたという。実際に建設現場で使われていた足場の古材を再利用したカウンターや、オリジナルの金属製テーブルを配置している。東向きの大きな窓からは朝の自然光が差し込み、午前中の時間帯は特に人気が高い。
月額プランには、利用者が自由に使えるオーブンレンジや、ホテルでも使われている業務用コーヒーマシンのフリードリンクサービスが含まれる。

オープンから半年、利用者の声を受けながらルールも整えてきた。たとえば、以前は店内どこでも通話が可能だったが、作業中の利用者への配慮から、音声通話は個室や一部の推奨エリアに限定するよう変更した。また、案内事項は壁に貼り紙を並べることはせず、入り口付近のサインボードにまとめるなどの工夫も。「利用者の皆さんには、時間を忘れてこの場所を使っていただきたい。そのためにも、視界に入る情報を少なくしました」と榎さんは話す。

「ここに来たお客さんが自由になっていく感覚がある。仕事だけでなく、読書をしたり友人と話したりしている光景が多くみられ、サードプレイスとして機能していると思います」と榎さん。地域の会社員やフリーランスに加え、大型テーマパークの近くという立地柄、観光や出張で訪れる外国人利用者も多く、施設内の案内は多言語で表示している。
今後は自社開発のLINEミニアプリを改善しながら、入退室・決済・個室予約をひとつのアプリで完結できる仕組みをつくっていく予定。また、作家や近隣の飲食店などと共催してきた定期的なイベントも継続し、地域の人と場をつなぐ拠点として育てていくという。「コーヒーを召し上がって、ゆっくりしていただける。そういう場所であり続けたい」と榎さんは語った。
●カフェfilament
・営業時間:5:00–23:00(有人営業 10:00–19:00)
・住所:東京都江戸川区西葛西3-13-12 1F
・URL:https://cafe-filament.com/
●料金
・ドロップイン:1時間600円(以降30分ごとに200円加算)、1日最大3,000円
・月額:モーニング7,000円/平日12,500円/全日19,700円
・入会金:3,000円
●利用可能な設備・サービス
電源・Wi-Fi・有線LAN・フリードリンク(月額会員)・業務用Nespressoマシン・個室(予約制・100円/15分)・テラス席・文房具貸出・オーブントースター・ロッカー(1,100円/月)
編集=ノオト


