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東京・高円寺の賃貸住宅KOENJI Crossover内に複合施設「&tenna」ワークスペース併設の交流拠点 

2023年1月6日(金)、東京・高円寺の賃貸マンション「KOENJI Crossover」1・2階に複合施設「&tenna(アンテナ)」が新設された。運営はエリアマネジメント専門のまちづくりを手がける株式会社クオル。

同建物は東京電力パワーグリッドが展開する賃貸マンションのブランド「Crossover」の1つで、同社の地下変電所の上部を有効活用し建築された。

「長年、さまざまなエリアのコンサルティングやプロデュースをしてきた知見を活かし、ただの交流拠点に留まらないワークスペースを併設しました」と話すのは、同施設コミュニティマネージャーの藤井勝己さん(クオル)。

&tennaのコンセプトは「ローカル つながる 中継基地」。さまざまな人が交流し、まちに愛される拠点になることを目指しているという。

施設名の「&tenna」は「&」と5つのローカル要素「town(まち)」と「event(イベント)」、「neighbors(近所の人)」、「notice(情報)」、「ally(仲間)」のそれぞれアルファベットの頭文字を取った造語。

同施設は1階にポップアップストアや情報発信のラウンジ、カフェ&レンタルキッチンがあり、2階はコワーキングスペースとレンタルスペースとなっている。

コワーキングスペース内は落ち着いて仕事ができるように、壁を黒色にするなどトーンを落とした空間づくりをする。リフレッシュのためにベランダへ出ることもできる。

(提供写真)

座席は2種類あり、気分や用途に合わせて選択できる。複数人での作業も可能な「オープンデスク」や全8席のソロワークに最適な「プライベートブース」がある。また、月額会員専用でWeb会議などに集中できる「フォンブース」も用意。

レンタルスペースは会議室やセミナー、イベント・ワークショップの開催などさまざまな用途で利用可能。

(提供写真)

1階のカフェ&レンタルキッチンには、コミュニティスタッフが常駐する。カフェでは、定期的に種類が入れ替わるベーグルやマフィンなどの焼き菓子、ドリンクはコーヒーや紅茶などを提供。曜日替わりや一夜限定で貸し店舗としても利用でき、新規ビジネスの挑戦を応援している。

レンタルキッチンとポップアップストアでは、誰でも出店可能。ポップアップストアでは自身の作品の展示や商品の販売など、モノを介したコミュニケーションがとれるスペースとなっている。

(提供写真)

藤井さんは「コワーキングスペースの会員同士はもちろん、&tennaに集まる人々とつながれるイベントを定期的に開催していきたいです」と話す。

●&tenna
・営業時間:9:00〜20:00(ワークスペースの月額会員のみ8:30〜)
・住所 東京都中野区大和町1丁目67-8
・URL https://antenna-localbase.com/

●料金(2階ワークスペース)
・ドロップイン:1時間以上4時間未満=1時間あたり550円、4時間以上6時間未満=2,200円、6時間以上=1日あたり3,300円
・月額会員:個人会員=16,500円(入会金無料/ KOENJI Crossover入居者限定で2,2000円割引)、法人会員=66,000円(入会金33,000円、12人まで登録可能で3名の同時利用可能)

●利用可能な設備・サービス(2階ワークスペース)
ロッカー、フォンブース、住所利用(以上月額会員のみ)、Wi-Fi、複合機、ウォーターサーバー、電源

編集:ノオト