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東京・上北沢にワークプレイス付きリノベーション賃貸マンション「co-coono」 住みながら働き新たな挑戦の場に

2022年6月、東京・上北沢にワークプレイス付き賃貸マンション「co-coono(コクーノ)上北沢」が竣工した。株式会社丸井グループと株式会社ツクルバが共同で企画・運営する。

「co-coono上北沢」は、築28年の物件をリノベーション。丸井グループのインキュベーション会社で株式会社okos・TSUKURUBA事業部課長の兼子卓也さんは、「サステナビリティや将来世代の支援、個のエンパワーメントの観点から事業展開をしたいという当グループの思いを反映しました」と話す。

建物は5階建て。ワークスペースは1階にあり、席数は24。ツクルバが空間デザインを行い、以前3LDKだったスペースをフルリノベーション。間伐材で作られた家具を設置したり、一角に段差のある小上がりスペースを設けるなど、工夫を施したという。

「小上りスペースには本棚を設置していて、利用者が自由に使えます。ご自身の好きな本やフィギュアなどをディスプレイしていただくことで、他の利用者とのコミュニケーションのきっかけにしていただければ」と兼子さん。

プライベートレジデンス(写真はモデルルームのため、机やベッドは付属しない)

2階以上は居住フロア。住居スタイルによって、フロアは2種類に分けられる。

1つ目は、2〜4階の「プライベートレジデンス」。ワンルームの部屋が14室あり、各室にトイレ、シャワー、キッチンを備えている。プライベートの時間を大切にしたい入居者がターゲットだ。

5階は、「シェアレジデンス」。居室の広さや設備は最小限に抑えられていて、共用部にテレビやキッチン、トイレ、シャワー室が用意されている。ターゲットは、生活空間をともにしながら交流を深めたい入居者。なお、プライベートレジデンスの契約者はシェアレジデンスの共用部を利用できない。

兼子さんは、「会社など常に一定の場所で働いていると、周囲には自分と同じ方向性の人ばかりになりがちです。多様性のあるコミュニティの中で、多くのインプットとアウトプットを生み出したい方が、何でも挑戦できる場所にしたいですね」と展望を話す。

●co-coono上北沢
・営業時間(1階ワークプレイス):6:00~24:00
・住所:東京都杉並区上高井戸3-1-3
・URL:https://co-coono.com/

●料金:
・ワークラウンジ:入居者=月額2,200円(賃料に含む)、入居者以外=月額13,200円
・プライベートレジデンス=月額75,700円~82,700円(共益費、ワークラウンジ利用料、安心サポート利用料含む。家賃保証料が別途必要)
・シェアレジデンスは月額65,700円~71,700円(共益費、ワークラウンジ利用料、安心サポート24利用料含む。家賃保証料が別途必要)
・敷金・礼金:0円
・仲介手数料:賃料の1ヶ月分
・火災保険料:13,000円(2年契約)

●ワークラウンジの利用可能な設備・サービス:
Wi-Fi、電源、ウォーターサーバー、電子レンジ、冷蔵庫、ロッカー(月額2,200円)、駐輪場(月額500円)など ※ロッカーと駐輪場は、入居者以外のご利用者のみ使用可能

編集:ノオト