パーパスモデルラボ#02ー「大阪・関西万博」をボトムアップで盛り上げる仕掛けとは?
リアルイベント
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開催日時
申込締切
会場
会場住所
参加費
主催
Open Innovation Biotope “Sea”
(リアル会場)にて開催!
※オンライン配信はございません
2025年、大阪・関西万博の幕開けまで、あと700日を切りました。
各国がもつアイディアやテクノロジーが大阪・夢洲の地に結集し、想定来場者数は約2820万人とも言われている世界的な大イベントですが、「万博って何するの・・・?」「自分には関係ない・・・」と、どこか「他人事」で捉えている人も多いのではないでしょうか?
第2回パーパスモデルラボでは、万博に向けて「勝手に」盛り上がり、続々とたくさんの人を巻き込み、共創の渦を生み出している「demo!expo(デモエキスポ)」を取り上げます。
ゲストに、株式会社人間の花岡氏、株式会社三菱総合研究所の今村治世氏をお招きし、万博ムーブメントを巻き起こすボトムアップの力、その仕掛けづくりを掘り下げていきます!
demo!expoは2025年大阪・関⻄万博の認知拡⼤と啓発、そして大阪を盛り上げたい思いをもったチーム。
万博を軸に関⻄全体を盛り上げるような相乗効果を⽣む参加⽅法・仕組みを作ることを⽬的とし、関西にゆかりのあるメンバーで構成されています。
これまでに、交流イベント「EXPO酒場」の開催、万博をきっかけに新しい共創を生み出す「勝手にパビリオン」プロジェクトなどのプロデュースを行ってきました。
立上げ時の中心メンバーである花岡さん、博覧会協会で主催者側としての勤務も経験した今村さんの、万博への思いをどのようにプロジェクト化していったかに焦点を当て、いまや大阪にとどまらず、全国各地へ広がっているdemo!expoの活動を、パーパスモデルで解き明かします。
イベント概要
対象
- 大阪・関西万博に関心がある方
- 想いはあるもののどうしたら実践につながるか悩んでいる方
- 共創の仕方、パーパスモデルに関心がある方
定員
30名
お問い合わせ
※定員に限りがありますのでお早目にお申込みください。
※主催者・登壇者などの都合により、参加をお断りする場合がございます。
※主催者・登壇者などの都合により、イベントを中止する場合がございます。
※当日の模様は、レポート記事、SNSなどで掲載される可能性があるほか、広報活動(テレビ局、新聞社、ニュースサイト等の取材・情報提供を含む)で使用される場合がございます。
※イベント内容などの撮影、録音はお断りいたします。
プログラム
14:30 | 開場・オフィス見学 |
15:00 | オープニング |
15:05 | レクチャー:demo!expoの活動について(株式会社人間 花岡氏・株式会社三菱総合研究所 今村治世氏) 対話:万博をボトムアップで盛り上げる仕掛けを掘り下げる |
17:00 | 交流時間 |
17:30 | 終了 |
パーパスモデルラボについて
共創プロジェクトを可視化するツール「パーパスモデル」を用いて、事例を掘り下げ共創プロジェクトのヒントを探る活動です。
【プロジェクトオーナー・吉備さんの想い】
日建設計にてイノベーションデザインセンターで働く吉備は、書籍「パーパスモデル」の著者でもあります。
<今、世の中にはやっかいな問題が山積みだ。そんな一人では立ち向かえない問題には、みんなで取り組もう。そこにあるのは立場を超えた想いあるひとの連帯であり、それが共創だ。>そんな想いから、「共創に手触りを」を掲げて、2020年よりリサーチ活動を行ってきました。
共創とはなにか?どうすればよいのか?を考え、事例調査を経て図解総研とともに「パーパスモデル」を発表。2022年には書籍化し、分析ツールとしてだけでなく、共創プロジェクトのための設計図として、多くの実践者に利用され始めています。
そんな中、「共創プロジェクトは何があればうまくいくのか?それが分かれば今の自分たちに足りないものが見つかる気がする」という声を頂くことが増えてきました。
同じく共創を考えるWORKIMILLチームとの出会いをきっかけに2023年、パーパスモデルをつかった研究活動「パーパスモデルラボ」を立ち上げます。パーパスモデルラボは、共創プロジェクトに求められる要件を探求し、誰もが共に考え、行動しやすい環境をつくることを目的としています。
今回のリサーチクエスチョンは「共創プロジェクトにはどんな役割分担が必要か?」を考えることです。
仮説として、共創プロジェクトにおける主要な役割を「課題を持ち込む」「資金を提供する」「技術や知見を用いて具体化する」「事業を組み立てる」の4つに設定しました。
これらの要素は通常のプロジェクトでも必要な要素ですが、共創プロジェクトでは多くのステークホルダーが関わり、様々な役割を分担していくため、あえて必要な役割を明示することで共創プロジェクトの壁を突破するヒントにならないかと考えました。
今回はこの4つの役割から共創プロジェクトを考えるにあたり、それぞれの役割に問いを設定し、クリエイティブな発想で乗り越えた特徴のある事例を図解し、実践者との対話を通して紐解きながら、共創プロジェクトの役割分担とその工夫について調査します。
パーパスモデルについて
パーパスモデルは、多様なステークホルダーが一緒に活動するための「パーパスを中心とした共創プロジェクトの設計図」です。
共通のフォーマットをつかって、プロジェクトのパーパス(共通目的)を中心に、誰がどんな役割で何のためにプロジェクトに参加しているのかを可視化することができます。2022年8月、学芸出版社から「パーパスモデル(著:吉備友理恵・近藤哲朗)」が出版され、数多くの企業・行政向けに講演が行われています。
パーパスモデルについてのWORKMILL記事はこちら
PYNTについて
本イベントシリーズは共創を考える2つの場「PYNT」と「Sea」のコラボイベントです。
PYNTは、2023年4月10日にOPENした、日建設計の共創スペースです。
「PYNT(ピント)」はワークスペース、ミーティングスペース、さらにはイベントや展示ができるスペースを設けた、ゲストと社員が共創や新しいアイデアを考えるために活用できる施設です。
「つながる」「学ぶ」「発信する」の3つをテーマに、様々な取り組みが可能です。
https://www.nikken.jp/ja/about/pynt.html
登壇者一覧
スピーカー
花岡(はなおか)
株式会社人間 代表取締役/変なプロデューサー
1981年、大阪市天王寺区鶴橋のお好み焼き屋の息子として生まれる。2000年にチーム人間を立ち上げ、2011年に株式会社人間を設立。刃牙の精神に則り「我が儘を通す力」で変なプロジェクトをプロデュースする。2018年の万博誘致から勝手に盛り上げる活動を始め、2021年9月に万博を街中から盛り上げる仕組みを作るチーム『demo!expo』を立ち上げる。靱公園を勝手に盛り上げるチーム『うつぼ町内会』を結成。住んでいるマンションの理事長。末っ子なのに洋一。
今村 治世(いまむら はるとし)
株式会社三菱総合研究所 万博推進室 室長
1986年生まれ、大阪育ち。三菱総合研究所において2025年大阪・関西万博に関する業務を推進する万博推進室の室長を務める。主に今回の万博のコンセプトの「共創」に関する調査業務や各種事業を実施。また、現職のほか、大阪府庁や博覧会協会の勤務を経験。博覧会協会時にはロゴマーク策定業務や、TEAM EXPO 2025プログラムの立上げに従事。今回の万博のキーワードは「人」。新たなアクションをぜひご一緒に。
聞き手
吉備 友理恵(きび ゆりえ)
株式会社日建設計 イノベーションデザインセンター所属
1993年生まれ。神戸大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻修士課程修了。株式会社日建設計NAD室(Nikken Activity Design Lab)に入社し、一般社団法人Future Center Alliance Japanへの出向を経て現職。都市におけるマルチステークホルダーの共創、場を通じたイノベーションについて研究実践を行う。共創を概念ではなく、誰もが取り組めるものにするために「パーパスモデル」を考案。主な著書に『パーパスモデル』など。
近藤 哲朗(こんどう てつろう)
株式会社図解創研 代表取締役
ビジュアルシンクタンク「図解総研」代表取締役。東京理科大学工学部建築学科卒。千葉大学大学院工学研究科建築・都市科学専攻修士課程修了。2018年、海外のスタートアップから大企業までのビジネスモデルを図解した『ビジネスモデル2.0図鑑』(KADOKAWA)が10万部のベストセラーとなり、「ビジネスモデル図解」で2019年度GOOD DESIGN AWARD受賞。2020年、図解総研を設立。情報を構造化し、可視化する技術としての「図解」を用いて、様々なコミュニケーションツールを開発する。共著に『パーパスモデル』『会計の地図』『ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた』がある。
庵原 悠(いはら ゆう)
株式会社オカムラ 働き方コンサルティング事業部 ワークデザインストラテジー部 コンサルティングセンター フューチャーユニット ユニットリーダー
デザインストラテジストとして、オカムラ社内での「WORK MILL」プロジェクトや「オカムラの共創空間」の立ち上げ、産学共同による脱炭素社会に向けた家具デザイン「Up-Ring」プロジェクトなどを歴任。現在は、企業や自治体、大学などの共創空間づくり、未来志向プロジェクト、新しい組織の働き方コンサルティングなどに参画。共創のクリエイティブメソッドや場づくりの研究を行いつつ、「健康」「利他・ダイバーシティ」「地球環境」を軸としたデザインプロジェクトに従事している。 iF DESIGN AWARD、グッドデザイン賞などの受賞や講演・講師実績多数。慶應義塾大学SFC研究所 訪問研究員(2014年-)。
岡本 栄理(おかもと えり)
株式会社オカムラ 働き方コンサルティング事業部 WORK MILL統括センター コミュニティマネージャー
大阪市出身。関西学院大学で社会学を学ぶ。
株式会社オカムラでは経理、営業事務、秘書を経て2017年6月よりWORK MILLコミュニティマネージャーに。関西の共創空間・Open Innovation Biotope “bee”において社内外をつなぐ、さまざまな「はたらく」にまつわるイベントの企画・運営を担当。
2023年4月よりWORK MILL統括センターに異動。Open Innovation Biotope “Sea”を拠点に、より全国規模の共創を創発するリーダーとして活動中。
「自然体でおもしろい」場づくりを大切にしている。楽しい場、おもしろい人が大好き!の、共創をライフワークにしたい人。
大阪大学キャリアセンター招へい教員(令和3年-5年)
近畿経済産業局 大阪・関西万博を契機とした価値共創活動促進事業 委員
demo!expoボードメンバー
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OrganizerOpen Innovation Biotope “Sea”
“Sea(シー)”は、東京の紀尾井町に位置する共創空間。 さまざまな文脈で東京に集まる人たちが、シガラミを脱ぎ、 好奇心でつながり、共創を起こす場です。個性という波がまざり合いながら、これからの「はたらく」の潮流をつくっていくことを目指して、共創活動を展開しています。