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東京・池尻大橋に複合施設「ROOTS SQUARE IKEJIRI OHASHI」 ラウンジでは30種類のカセットテープを楽しむ

2024年2月1日(木)、東京・池尻大橋にシェアオフィス「ROOTS SQUARE IKEJIRI OHASHI(ルーツスクエア池尻大橋)」がオープンした。運営はクリエイティブオフィスの企画・運営を手掛ける株式会社リアルゲイト。築45年の建物をリノベーションし1、3、4階と屋上部分を活用する。

「同じオーナー様所有の物件で、近隣にある『STUMPS IKEJIRI OHASHI(スタンプス池尻大橋)』を運営していた実績を認められたことがきっかけでオープンすることに。モダニズム建築の建物に対するリスペクトから、作り込みすぎず素材感を大切に改装しました」と話すのは、同施設プロジェクト担当の大津一俊さん。

施設名は、姉妹施設のSTUMPS(切り株)に関連し、ROOTS(根)という単語を使用する。池尻大橋という場所に根を張り、どっしりと構えることで、クリエイターやスタートアップ企業が集まるSQUARE(広場)となってほしいという思いを込めたという。

オフィススペースが3、4階にあり、オフィスは15~116㎡の全10区画からなる。スタートアップ企業やクリエイターなど、事業規模やワークスタイルに合わせて選択が可能。

オフィススペースにおける1区画のモデルルーム(提供写真)

3階は共有ラウンジがあり、カセットテープ文化を発信する専門店「waltz」がセレクトした音源を流すほか、ヴィンテージのラジカセとカセットテープを30本程度設置する。カセットテープは持ち出したり、自由に流したりすることができ、種類は半年に一度のペースで増やしていくという。

「入居者のターゲット層が40代前後のため、レコードではなくあえてカセットテープを選びました。また、池尻大橋という場所柄、入居者はアパレルや映像・音楽などのクリエイティブワーカーが多いです。クリエイティビティを刺激し、入居者同士のコミュニケーションのきっかけをつくるために共用部の価値向上に力を入れました」と大津さん。

1階は「BYRONBAY coffee COMPANY」のカフェが出店し、入居者のみならず誰でも利用ができる。コーヒー(450円~)やホットサンド(540円~)などを提供。入居者限定特典として、ドリンクのサイズアップ無料やオリジナルメニューの提供などがある。

屋上には、ゆったりと寛げるルーフトップテラスを設ける。目黒川が望めるため、春には桜を楽しめるという。

大津さんは「オフィスの魅力は入居している会社の価値向上に繋がります。そのため、池尻大橋の自然で抜け感のあるオシャレさを大事にした施設にできるよう意識しました。このエリアを代表する施設に成長していければ」と笑顔をみせる。

●ROOTS SQUARE IKEJIRI OHASHI
・営業時間:24時間
・住所:東京都目黒区大橋1丁目6-8
・URL:https://roots-square.jp/

●料金
・会議室:30分 550円(予約制)

●利用可能な設備・サービス
フォンブース(2台)、給湯室、宅配ボックス、メールボックス、駐輪場、Wi-Fi、電源、1階カフェのポットサービス・企業別月締め請求書対応など

編集=ノオト