働く環境を変え、働き方を変え、生き方を変える。

WORK MILL

EN JP

京急電鉄・金沢文庫駅近くにコワーキングスペース「Room Us金沢文庫」 安心で快適なサードプレイスを

2022年2月1日(火)、京急電鉄・金沢文庫駅近くにコワーキングスペース「Room Us(ルームアス)金沢文庫」がオープンした。

「Room Us」は「安心で快適なサードプレイスを自宅の近くに」をコンセプトに、京急電鉄が展開するコワーキングスペースブランド。沿線地域の魅力向上に向けたまちづくりの一環として開業した。同店が初の拠点となる。

金沢文庫駅まで徒歩1分という利便性と、個別デスクやWeb会議専用ブースなどの機能性の両面から、利用者が快適に使える空間を提供する。

同沿線の南エリアは、コワーキングスペースのあまりない地域。

「2018年には横浜市と『京急沿線(横浜市南部地域)における公民連携のまちづくり推進に関する連携協定』を締結しており、マーケットとしても需要のある金沢文庫駅付近を1号店の場所に選びました」と同社生活事業創造本部まちづくり統括部西室和貴さん。

ルーム内は4つのエリアに分けられており、用途に合わせた使い方ができる。隣の席との間に間仕切りがある「カウンター席」と作業に集中できる「個室席」、他人に聞かれたくない通話やWeb会議などの利用を想定した「防音ブース」、ミーティングや複数人での作業に使える「ソファ席」を設ける。

カフェエリアではコーヒーやお茶などのフリードリンクを楽しめる。

窓際に並ぶカウンター席のデスク幅は約120センチで、個室席は140センチと広々。ストレスを感じることなく、快適に作業に集中できる。個室席にはモニター設置席もあり、作業効率の向上を助ける。

有料オプションとして、ロッカー(1カ月=1,000円)や登記ポスト(1カ月=5,000円)、カード再発行(1,000円)、複合機(1回あたり、モノクロ=10円、カラー20円)を利用できる。

入会金は無料。料金は「月額定額プラン」と利用時間に応じた「時間利用プラン」の2種類がある。

月額定額プランは利用者のライフスタイルに合わせて、2,500〜1万の金額の異なる6種類を用意した。

365日使い放題の「全日フルタイム」(1万8,500円)、平日と休日どちらかだけを使い放題の「フルタイム」(平日=1万5,500円、休日=6,500円)、午前中のみ使い放題の「モーニング」(平日=6,500円、休日=2,500円)、7時~18時の間使い放題の「デイ」(平日=1万4,500円、休日=5,500円)、18時から閉店まで使い放題の「ナイト」(平日=6,500円、休日=2,500円)となっている。

時間利用プランは最低利用料金1カ月あたり300円(月の利用時間が1時間満たない場合でも請求あり)で、20分につき100円となる。

施設内は無人運営で、利用には公式ホームページからの利用登録が必要。野村不動産(東京都新宿区)が手がけるシェアオフィス「H1T(エイチワンティ)」と提携し、契約する会員も利用できる。

「オープン後、想定していたよりも多くの申し込みをいただき、需要を強く感じています。社会人や起業家はもちろん、学生や読書したい人などさまざまな人にいろんな使い方をしてほしいです」と西室さん。

「ただ作業するだけの場所ではなく、ストレスが少なく安心で快適に過ごせるように空間設計をしています。自宅では集中出来ない人は、サードプレイスとして利用してほしい。将来的には京急沿線主要駅を中心に拠点数を増やしていきたいですね」と話す。

営業時間は7〜23時。

RoomUs金沢文庫
神奈川県横浜市金沢区谷津町384番