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渋谷にコワーキングスペース「LULL TECH BEACH」 都会でワーケーション体験

2022年4月1日、東京・渋谷に都心でワーケーション気分を楽しめるコワーキングスペース「LULL TECH BEACH」が、オープンした。運営はデジタル・ソーシャルマーケティングやデジタルクリエーション、コンテンツ事業などを手がける株式会社トリニアス。

「ITクリエイティブの業界で、情報の波に飲まれないよう、飲まれても流れ着くよう、落ち着ける場所という意味を込めて、ビーチをイメージした空間にしました。また、海にボトルメールが流れてくるように、最初はお互いを知らなくても自然と案件・仕事のやりとりが始まる場になることを願っています」と語るのはコミュニティマネージャーの植松絢子さん。

尾潟糧天による作品

スペース中央には、現代画家の尾潟糧天(おがたりょうてん)氏による幅7.6メートル、高さ1.3メートルの波のアートを据えた。また、屋内に居ながら時の流れを感じられるよう、時間帯に応じて朝日や夕日をイメージした照明に切り替わる設計がされている。

スペース内では植物をふんだんに使っている

テーブル席やエントランスなどにも、植物をふんだんに使うことで、ワーケーションの雰囲気を味わえるように、館内の細かなところまでこだわった。ロッカーにも本物の流木があしらわれている。

本物の流木をあしらったロッカー

26席ある集中スペースは、会話禁止で静かに作業をするスペース。時間帯による調光も行われない。予約すれば、セミナーやイベントルームとしても利用可能(貸切1時間=1万3,200円)。

会議室は、4人室が1つ(3,300円/時)、6人室が2つ(5,500円/時、1つは長期契約中)、10人室(8,800円/時)には白と緑のスクリーンがあり、動画などの撮影にも使用できる。

「素材の撮影、編集、WEBやECサイトの構築、運用などクリエイティブ作業が一貫してできる空間としてLULL TECH BEACHを使ってくださるといいなと思っています」(植松さん)

クリップボードでは、一緒に働くパートナーを募集する際などに使用される

ドリンクスペースの側には有孔ボードがあり、クリップボードがぶら下げられていた。メンバーが事業でパートナーを募集する際にはこのクリップボードに募集要項をぶら下げる。

「メンバー同士で仕事のやりとりをしても良いですし、私たちコミュニティマネージャーがメンバーを推薦するような動きもしていきたいと考えています」と植松さん。

そのほか、フリードリンクや電子レンジ、冷蔵庫、有料の自販機・スナックが準備されている。

利用料金は、月額フルタイムメンバーが2万3,100円/月、月額ナイト&ホリデーメンバーが1万4,300円/月、1DAYドロップインが3,300円/日。月額メンバーは3人・2時間までゲスト同伴が許されているため、メンバーが1人いれば4人で2時間のミーティングを無料で行える。ロッカー契約は月額5,500円で使用できる。営業時間は9時~22時。

LULL TECH BEACH
東京都渋谷区渋谷3-10-13東急REIT渋谷Rビル B1

編集:ノオト