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石川県かほく市にコワーキングスペース「つどいの森かほっくるプラス」 幅広い世代の交流の場に

2024年4月27日(土)、石川県かほく市にカフェ併設のコワーキングスペース「つどいの森かほっくるプラス」がオープンした。総合型地域スポーツクラブを展開するNPO法人クラブパレットが運営を行う。

同施設のコンセプトは「つどう つながる ひろがる」。2021年にかほく市の子育て支援事業の一環でオープンしていた「あそびの森かほっくる」に併設する形で開設した。これまで主に利用されてきた子育て世代をはじめ、高齢者や市内外のビジネスパーソンなどに利用ターゲットを広げ、交流の場を担うのがねらいだ。

施設内には、完全予約制のコワーキングスペースと、誰でも利用できるカフェスペースを設ける。

コワーキングスペースは、パーティションで仕切った17席のデスクと、2部屋の個室を設置。いずれも集中して仕事や勉強ができる環境に整えた。

(提供写真)

フリースペースは、ミーティングやイベント、動画撮影、ライブ配信など多様な活用が可能。いずれのスペースも事前予約制で、出入りはスマートロックで管理を行う。

(提供写真)

「コワーキングスペースの利用目的は仕事や勉強が主になりますが、中でもフリースペースは利用者の皆さんに自由な発想で使っていただきたいと思っています。先日は、利用者さんがパフェの盛り付けをするイベントで盛り上がっていました」と話すのは、担当の倉地史也さん。

カフェスペースは、金沢市で100年以上の歴史を持つフルーツむらはたが運営し、パフェや軽食を提供する。ゆったりとした空間にテラス席も用意し、仕事の合間にひと息ついたり、「あそびの森かほっくる」で遊ぶ子どもたちを眺めながらくつろいだりすることができる。ベビールームやキッズスペースも完備しているため、年齢の低い子どもを連れて利用が可能。

(提供写真)

「コワーキングスペースで仕事したり、子どもはかほっくるで遊んだり、といったさまざまな目的でご利用いただいています。あるいは、家族で訪れて、子どもはコワーキングスペースで勉強、親御さんはカフェでお茶といった利用も増えています。これからは利用者発信のイベントもどんどん募り、共同で賑わいをつくっていければ」と、倉地さんは今後の展望を語る。

●つどいの森かほっくる+
・営業時間:9:00~17:00/年末年始・施設メンテナンス日(月1回)
※休館日についてはホームページ要確認
・住所:石川県かほく市谷ワ108
・URL: https://k-kuru.com/plus/

●料金
・コワーキングスペース:1時間=200円、1日=1,000円 
・フリースペース:個人1時間=400円、団体1時間=1,000円(団体は3名以上)

●利用可能な設備・サービス
Wi-Fi、電源、モニター、ホワイトボード、駐車場(無料)、ベビールーム、キッズスペース etc.

編集=ノオト