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パーパスモデルラボ#01ー「地域資本主義」をどう社会に実装するか?

リアルイベント

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開催日時

2023年5月23日(火)15:00~17:00(施設見学14:30~)

申込締切

2023年5月23日(火)12:00

会場

PYNT

会場住所

東京都千代田区飯田橋2-18-3​日建設計東京オフィス(本店)3F​

参加費

無料

主催

WORK MILL/PYNT


PYNT(日建設計本社)にて開催!

※オンライン配信はございません

地域をもっと面白く、持続的なものにしていきたい。
そんな思いを持つ人は少なくないのではないでしょうか?

今回のパーパスモデルラボは、「どうしたら、想いを社会に実装できるのか?」という問いのもと「地域資本主義」を掲げ、まさに地域とともに活動する面白法人カヤックで、その思想と実践の裏側にいるキーパーソン佐藤純一氏をお招きし、「どうやって」実現していったかを掘り下げます。

企業と地域、そして働くひとの「三方よし」の新たな経営哲学で、会社だけでなく、地域を経営する発想で、鎌倉を拠点に活動する企業「面白法人カヤック」。

カヤックは、地域の産業や環境だけでなく、人のつながりも資本としてとらえる『地域資本主義』を掲げ、地域での活動を広げています。これまでカヤックは、ITで鎌倉を盛り上げていくコミュニティ「カマコン」に積極的にコミットしたり、鎌倉に拠点を持つ31の企業や団体から集めた会費で運営する、鎌倉で働く人限定の社食「まちの社員食堂」をはじめたり、2019年にはコミュニティ通貨として、人のつながりを可視化する「まちのコイン」など様々なアイデアの実装に関わってきました。

今回のイベントでは、そうした思想や想いをどうやって形にしていくか、複数のステークホルダーをどう動かしてプロジェクトに巻き込んでいくかに焦点を当てていきます。

イベント概要

対象
  • 地方創生やまちづくり、社会関係資本に関心がある方
  • 想いはあるもののどうしたら実践につながるか悩んでいる方
  • 共創の仕方、パーパスモデルに関心がある方
定員

30名

お問い合わせ

Open Innovation Biotope “Sea”

※定員に限りがありますのでお早目にお申込みください。
※主催者・登壇者などの都合により、参加をお断りする場合がございます。
※主催者・登壇者などの都合により、イベントを中止する場合がございます。
※当日の模様は、レポート記事、SNSなどで掲載される可能性があるほか、広報活動(テレビ局、新聞社、ニュースサイト等の取材・情報提供を含む)で使用される場合がございます。
※イベント内容などの撮影、録音はお断りいたします。

プログラム

14:30イベント前に日建設計の共創スペース「PYNT(ピント)」の簡単なご案内ツアーを開催!
※希望者はお申込みの際、ツアー参加にチェックしてください。
15:00・レクチャー:地域資本主義について(面白法人カヤック 佐藤純一氏)
・対話:コミュニティ通貨「まちのコイン」を社会実装の1事例に掘り下げる
17:00交流時間
17:30終了

パーパスモデルラボについて

共創プロジェクトを可視化するツール「パーパスモデル」を用いて、事例を掘り下げ共創プロジェクトのヒントを探る活動です。

【プロジェクトオーナー・吉備さんの想い】

日建設計にてイノベーションデザインセンターで働く吉備は、書籍「パーパスモデル」の著者でもあります。
<今、世の中にはやっかいな問題が山積みだ。そんな一人では立ち向かえない問題には、みんなで取り組もう。そこにあるのは立場を超えた想いあるひとの連帯であり、それが共創だ。>そんな想いから、「共創に手触りを」を掲げて、2020年よりリサーチ活動を行ってきました。
共創とはなにか?どうすればよいのか?を考え、事例調査を経て図解総研とともに「パーパスモデル」を発表。2022年には書籍化し、分析ツールとしてだけでなく、共創プロジェクトのための設計図として、多くの実践者に利用され始めています。
そんな中、「共創プロジェクトは何があればうまくいくのか?それが分かれば今の自分たちに足りないものが見つかる気がする」という声を頂くことが増えてきました。

同じく共創を考えるWORKIMILLチームとの出会いをきっかけに2023年、パーパスモデルをつかった研究活動「パーパスモデルラボ」を立ち上げます。パーパスモデルラボは、共創プロジェクトに求められる要件を探求し、誰もが共に考え、行動しやすい環境をつくることを目的としています。

今回のリサーチクエスチョンは「共創プロジェクトにはどんな役割分担が必要か?」を考えることです。

仮説として、共創プロジェクトにおける主要な役割を「課題を持ち込む」「資金を提供する」「技術や知見を用いて具体化する」「事業を組み立てる」の4つに設定しました。
これらの要素は通常のプロジェクトでも必要な要素ですが、共創プロジェクトでは多くのステークホルダーが関わり、様々な役割を分担していくため、あえて必要な役割を明示することで共創プロジェクトの壁を突破するヒントにならないかと考えました。
今回はこの4つの役割から共創プロジェクトを考えるにあたり、それぞれの役割に問いを設定し、クリエイティブな発想で乗り越えた特徴のある事例を図解し、実践者との対話を通して紐解きながら、共創プロジェクトの役割分担とその工夫について調査します。

パーパスモデルについて

パーパスモデルは、多様なステークホルダーが一緒に活動するための「パーパスを中心とした共創プロジェクトの設計図」です。
共通のフォーマットをつかって、プロジェクトのパーパス(共通目的)を中心に、誰がどんな役割で何のためにプロジェクトに参加しているのかを可視化することができます。2022年8月、学芸出版社から「パーパスモデル(著:吉備友理恵・近藤哲朗)」が出版され、数多くの企業・行政向けに講演が行われています。

パーパスモデルについてのWORKMILL記事はこちら

PYNTについて

今回の会場でもあるPYNTは、2023年4月10日にOPENした、日建設計の共創スペースです。
「PYNT(ピント)」はワークスペース、ミーティングスペース、さらにはイベントや展示ができるスペースを設けた、ゲストと社員が共創や新しいアイデアを考えるために活用できる施設です。
「つながる」「学ぶ」「発信する」の3つをテーマに、様々な取り組みが可能です。
https://www.nikken.jp/ja/about/pynt.html

登壇者一覧

スピーカー

佐藤 純一(さとう じゅんいち)

面白法人カヤック グループ戦略担当執行役員

大手電機メーカー、技術系ベンチャーの創業などを経て、2011年から現職。地域資本を活用した地域活性化を支援する事業開発を推進し、「まちのコイン」サービス立ち上げを指揮。新しい地域づくり、働き方やチームワーキングをテーマにした講演多数。

聞き手

吉備 友理恵(きび ゆりえ)

株式会社日建設計 イノベーションデザインセンター所属

1993年生まれ。神戸大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻修士課程修了。株式会社日建設計NAD室(Nikken Activity Design Lab)に入社し、一般社団法人Future Center Alliance Japanへの出向を経て現職。都市におけるマルチステークホルダーの共創、場を通じたイノベーションについて研究実践を行う。共創を概念ではなく、誰もが取り組めるものにするために「パーパスモデル」を考案。主な著書に『パーパスモデル』など。

近藤 哲朗(こんどう てつろう)

株式会社図解創研 代表取締役

ビジュアルシンクタンク「図解総研」代表取締役。東京理科大学工学部建築学科卒。千葉大学大学院工学研究科建築・都市科学専攻修士課程修了。2018年、海外のスタートアップから大企業までのビジネスモデルを図解した『ビジネスモデル2.0図鑑』(KADOKAWA)が10万部のベストセラーとなり、「ビジネスモデル図解」で2019年度GOOD DESIGN AWARD受賞。2020年、図解総研を設立。情報を構造化し、可視化する技術としての「図解」を用いて、様々なコミュニケーションツールを開発する。共著に『パーパスモデル』『会計の地図』『ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた』がある。

庵原 悠(いはら ゆう)

株式会社オカムラ 働き方コンサルティング事業部 ワークデザインストラテジー部 コンサルティングセンター フューチャーユニット ユニットリーダー

デザインストラテジストとして、オカムラ社内での「WORK MILL」プロジェクトや「オカムラの共創空間」の立ち上げ、産学共同による脱炭素社会に向けた家具デザイン「Up-Ring」プロジェクトなどを歴任。現在は、企業や自治体、大学などの共創空間づくり、未来志向プロジェクト、新しい組織の働き方コンサルティングなどに参画。共創のクリエイティブメソッドや場づくりの研究を行いつつ、「健康」「利他・ダイバーシティ」「地球環境」を軸としたデザインプロジェクトに従事している。 iF DESIGN AWARD、グッドデザイン賞などの受賞や講演・講師実績多数。慶應義塾大学SFC研究所 訪問研究員(2014年-)。

岡本 栄理(おかもと えり)

株式会社オカムラ 働き方コンサルティング事業部 WORK MILL統括センター コミュニティマネージャー

大阪市出身。関西学院大学で社会学を学ぶ。
株式会社オカムラでは経理、営業事務、秘書を経て2017年6月よりWORK MILLコミュニティマネージャーに。関西の共創空間・Open Innovation Biotope “bee”において社内外をつなぐ、さまざまな「はたらく」にまつわるイベントの企画・運営を担当。
2023年4月よりWORK MILL統括センターに異動。Open Innovation Biotope “Sea”を拠点に、より全国規模の共創を創発するリーダーとして活動中。
「自然体でおもしろい」場づくりを大切にしている。楽しい場、おもしろい人が大好き!の、共創をライフワークにしたい人。

大阪大学キャリアセンター招へい教員(令和3年-5年)
近畿経済産業局 大阪・関西万博を契機とした価値共創活動促進事業 委員
demo!expoボードメンバー

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OrganizerOpen Innovation Biotope “Sea”

“Sea(シー)”は、東京の紀尾井町に位置する共創空間。 さまざまな文脈で東京に集まる人たちが、シガラミを脱ぎ、 好奇心でつながり、共創を起こす場です。​個性という波がまざり合いながら、これからの​「はたらく」の潮流をつくっていくことを目指して、共創活動を展開しています。