東京・西新橋のONARIMON YUSEN BLDG.内にワークプレイス「ANYZ」 余白を生かして、多様な働き方を提供
2025年6月25日(水)、東京・西新橋のオフィスビル「ONARIMON YUSEN BLDG.(御成門郵船ビルディング)」内にワークプレイス「ANYZ(エニーズ)」がオープンした。運営は不動産再生事業を行い、オフィスや商業施設に関する企画・運営を手掛けてきた株式会社リアルゲイト。
同ビルは同年5月に竣工。地上13階、地下1階、延べ面積約9,890㎡のオフィスビルで、施設が展開されるのは2~5階部分。「anyone, anywork, anystyle」をコンセプトに掲げ、自宅やオフィスの「余白」を生かした多様な働き方をデザインし、コミュニティやビジネスを加速させる場を目指す。

2階にはラウンジとスタートアップ向けオフィス区画を配置。3〜5階にはオフィス区画が広がる。スタートアップオフィスは8.19~10.77㎡の全4区画から、オフィスは16.36~85.31㎡の全32区画からなる。それぞれの事業規模に合わせて選択が可能。
ラウンジは3種類あり、気分や用途に合わせて選択できる。
1つ目は、来客対応が可能でフォーマルな交流に適した「ソーシャルラウンジ」。ビジネスの社交場としてふさわしい高級感を意識した内装で、席の配置や目線を考慮して設計されており、周囲を気にせず打ち合わせなどができる。

2つ目は、食事が可能でカジュアルな交流に適した「バッファーラウンジ」。部屋全体に自然を感じられるグリーンを取り入れ、公園のようなリラックスできる雰囲気を演出している。配置されている家具は可動式のため、人数や用途に合わせて自由にレイアウトを変更できる。
3つ目は、個人作業に特化した「ワークラウンジ」。壁のデザインにアートを取り入れクリエイティビティを刺激するほか、集中力を高められるような柑橘系のオリジナルフレグランスを薫らせる。個室ブースも6部屋併設しており、WEB会議やより集中した作業を行うことも可能。

4階には、屋外テラスを設ける。都心にありながら緑に囲まれた開放的な空間で、ランチや休憩、気分転換の作業などさまざまなシーンに活用できる。
同施設プロジェクト担当の大津一俊さんは、「働き方の多様化に応じ、より柔軟なワークスタイルを提案できる施設を目指しています。スタートアップから大企業まで、入居者同士のつながりを通じて新たなビジネスが創出され、この場所が発信拠点として成長していけば」と笑顔を見せる。
●ANYZ
・営業時間:24時間
・住所:東京都港区西新橋3丁目23番5号
・URL:https://onarimon-bldg.com/anyz/
●料金
・OFFICE(16.36~85.31㎡): 253,000円〜1,089,000円
・STARTUP OFFICE(8.19~10.77㎡):206,800円〜264,000円
・コワーキング会員:(登記あり=33,000円、登記なし=22,000円)
・法人コワーキング会員:(5名まで=110,000円)
・会議室:2F=30分825円、3F~5F=30分550円(予約制)
・セミナールーム:30分1,100円~4,400円
●利用可能な設備・サービス(一部有料を含む)
フォンブース、個室ブース、モニター、ワイヤレスマイク、プロジェクター、モニター、コーヒーマシン、軽食(ナッツ類)、Wi-Fi、電源、駐車場、専用ロッカー、共用複合機、給湯コーナー、オフィスコンビニなど


