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2016年注目している「はたらく」ツール

有識者座談会の番外編として、2016年に注目したい「はたらく」にまつわるツール(道具)をピックアップしていただきました。いずれも単なる生産性向上という視点ではなく、働く延長線上に新たな体験価値をもたらすモノとして選ばれている点に注目です。

 

・記事vol.1_多様なワークスタイルから学ぶ、働き方の文化創造

・記事vol.2_シェアリングエコノミーがオフィスを変える

・記事vol.3_分断から統合へ。ライフとワークが重なっていく未来に向けた働き方

・記事vol.4_「はたらく」がつなぐ社会と未来、2025年を見据えて求められるもの

 

ブランドン・K・ヒルさん(btrax CEO)

Slack

東京とサンフランシスコにオフィスがあり、両都市のスタッフが毎日密にコミニュケーションを取る必要がある特性上、各種デバイスでリアルタイムにコミニュケーションをとれるツールが不可欠です。数あるツールの中でも,Slackのエクスペリエンスが優れていて、使っていて心地よいツールとして活用しています。

ホワイトボード

チームとしてのコラボレーションを推奨するために、ミーティング中はパソコンではなくホワイトボードを利用してのディスカッションを行っています。オフィスの壁はIdea Paintという特殊の塗料を塗り、ホワイトボード化させています。新しいアイディアが思いついたりした場合は、頭で考え込むよりも、どんどん壁に書き込む事で、それを見た周りの人を巻き込む事が出来るツールです。

市川 望美さん(非営利型株式会社Polaris)

地域×クラウド

ツールより「環境」というべきでしょうか。時間と場所の制約を越えるクラウドはどれも重宝していますが、制約がある=つながりが深いということですから、アイデンティティとして地域性を持ち続けることも事業を展開していく上で大切だなと思っています。制約をすべて切り離してしまうのではなく、どこでもOKということと、ここでなくちゃダメという両方をうまくバランスとりたいと思って、地域×クラウド、と表現しました。

万年筆とノート

万年筆とノートは大好きな文具のセットです。カリカリ、シュッという音も好きだし、いいアイデアはさらさらと滑らかにかけるので、思考を追いかけるような作業はやっぱり紙とペン。字の感じとか絵の感じでなにか「分かる」ものがある気がします。ノートは、基本無地か方眼。罫線は使いません。(今はアピカノートとLIFEのNOBLE REPORTがお気に入り。万年筆は気軽に使えるプラチナのpreppyを愛用中。あと筆ペンも使います)

akerun

最近運営するスペースに導入しました。ツールとしての便利さというよりも、新しい信頼の形だな、と思ってピックアップしました。今までは「鍵を渡す」という行為は、それなりに深い信頼関係がないとできないことでしたが、akerunならば「時間単位」でその信頼を結べます。今までと違うグラデーションのある信頼関係を前提としたシステムだなあと感じています。

日比谷 尚武さん(Sansan株式会社)

モバイル用キーボード

iPhone+モバイルキーボード

仕事のスタイル上、場所にとらわれずあちこち移動することが多いので、移動時間をいかに有効するかが重要になります。なので、ちょっとした隙間時間でも、長文のメール返信、原稿下書き、資料作成をすることが可能なモバイルキーボードは重宝しています。

(弱いつながり)を支えるSNS類

Facebook、Eight、Linkedin

 一度知り合った方と、何らかの方法で「すぐに連絡できる」「何をやっているかお互いに分かる」状態、、つまり(弱いつながり)を維持できることが重要と考えているので、複数SNSを使い分けています。

Profile

Brandon K. Hill

Founder and CEO, btrax, Inc.

 

アメリカ人の父・日本人の母の下、北海道札幌市で生まれ育ったブランドンは、アイディアとクリエイティビティ、パッションをもって、2004年に米国・アジア間ビジネスの架け橋となる会社・btraxを設立しました。btraxはサンフランシスコを拠点とし、世界の市場をターゲットにデザインソリューションでビジネスのグローバル展開をサポートするグローバルデザインコンサルティングサービス、コミュニテイ型ワーキングスペース「D.Haus(ディーハウス)」の運営、世界最高峰のイノベーション環境メソッドをお届するイノベーションプログラムの3つのサービスを提供しています。

市川 望美

非営利型株式会社Polaris代表取締役 CEO / 日本ファンドレイジング協会認定 准認定ファンドレイザー

1972年生まれ。短大卒業後IT系企業へ入社。2002年長男出産後、育児休業を取得したのち退職。2003年からは“当事者発信型・循環型”の子育て支援に従事。NPO 法人せたがや子育てネット理事、アミーゴプリュス合同会社代表社員などを経験。2011年内閣府地域社会雇用創造事業ビジネスプランコンペで採択され、地域における多様な働き方を支える基盤づくり事業を開始。2011年8月「ここちよく暮らし、はたらく為の拠点」として”cococi”Coworking Space立ち上げ。「セタガヤ庶務部」等育児中の女性たちによるあたらしい組織づくりや、暮らしを価値に換える「ロコワーキング事業」に取り組む。「女性」「地域」「新しい働き方」などをテーマにした講演も多数。中1男児、小6女児の母。

日比谷 尚武

Sansan株式会社 コネクタ / Eightエヴァンジェリスト

学生時代より、フリーランスとしてWebサイト構築・ストリーミングイベント等の企画運営に携わる。その後、NTTグループにてICカード・電子マネー・システム開発等のプロジェクトに従事。2003年、株式会社KBMJに入社。取締役として、会社規模が10名から150名に成長する過程で、開発マネジメント・営業・企画・マネジメント全般を担う。2009年より、Sansanに参画し、マーケティング&広報機能の立ち上げに従事。現在は、EightおよびSansanのエヴァンジェリストとして社外への情報発信を務める。趣味はサバイバルゲーム、BtoB / IT広報勉強会の主催、アナログレコードでロックを聴く素晴らしさを啓蒙する活動など。

テキスト:モリ ジュンヤ

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