• HOME
  • 各界のプロフェッショナル16名が明かす「オフの時間」― 年末年始はどう過ごす?

各界のプロフェッショナル16名が明かす「オフの時間」― 年末年始はどう過ごす?

働き方改革が進む中、長時間労働の是正、リモートワークの普及など「働く時間」の効率化がフォーカスされています。その一方で、増えていく「休む時間」を、私たちはどのように活用すれば良いのでしょうか?

 

仕事以外の時間を充実させリフレッシュすることで、仕事の効率化に繋がったり、イノベーションにつながるアイデアが生まれたりすることも期待できます。そこで今回は、これまでWORK MILL WEBマガジンに登場した方々にアンケートを実施。「Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?」「Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?」「Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。」という3つの質問を通して、各界の最前線で活躍するプロフェッショナルたちの「仕事以外の時間」に迫りました。

 

東野 唯史(ReBuilding Center JAPAN)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.第一子が誕生したので妻の実家に帰省予定です。久しぶりにあまり仕事せずのんびりしようと思います。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.特にありません。

 

登場記事:「ReBuilding Center JAPAN」が創り出す、“難しくなくて、かっこいい”文化

 

井手 直行(株式会社ヤッホーブルーイング)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.ずっと家族とのんびりしています。特に日ごろ忙しくてなかなか家族との時間が持てないので、ずっと子どもたちと遊んでいると思います!(笑)自分にとって得られることは癒しと家族の喜びかな。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.庭いじり!軽井沢の森の中に住んでいるので、たまには庭の手入れをしないと大変なことになりますがなかなか時間がないので出来なくて。それと庭仕事をしていると森の中に住んでいることもあり良いリフレッシュになり、元気になります!

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.オススメの本は特にこれというのはありませんが、経営者仲間が書いた本が送られていて読めていないのが沢山あるのでそれを片っ端から読みます!それと、映画はもう子どもたちと必ず行くであろう「アナと雪の女王2」は楽しみにしています!(笑)

 

登場記事:チームと文化で会社は変わる ― ヤッホー流・楽しい職場の育て方

 

井上 一鷹(株式会社ジンズ)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.ファスティングします。なんとなく自分の感覚を鋭敏にするため。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.昨年からですが、マンダラチャートを作っています。短期間の目標ではなく、さらに一年では到達できなそうな目標を立てるようにしています。35なので、そろそろ何をするか、何をしないようにするかの指針を持たないとなぁと。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.修身教授録をぜひ。

 

登場記事:働く現場に「ゆらぎ」と「軸」を求めて―現代のオフィス「Think Lab」井上一鷹さん

 

大本 綾(株式会社Laere)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.海外(デンマークとドイツ)で過ごす予定です。特にデンマークは私にとって第二の故郷なので、家族のように大切な人たちと過ごす時間で人との繋がりが深められると思っています。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.旅に出かけて、町を散策したり、アートに触れるようにしています。その土地にしかない芸術作品に触れて歴史や文化を知るようにしています。日常生活では得られないような視点や考え方に発展して、仕事もプライベートにも活かせるからです。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A. 高城剛 多動日記(一)「健康と平和」: -欧州編- (電子版 未来文庫)
地球を100周した著者ならではのユニークな旅の仕方が興味深く、旅好きな人にオススメです。

 

登場記事:「誰しもクリエイティビティを持っている」―「クリエイティブ・リーダーシップ」で引き出される組織変革とポテンシャル

 

九法 崇雄(KESIKI INC)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.海外リゾートで家族とノンビリ。日常から離れ、ゆっくりじっくり長期的なライフプランを見つめたい。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.溜まっている本を読む。ビジネス書ではなく、古典や小説を中心に。即効性の高いものではなく、じっくり考えるための相棒として。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.安部公房作品。初めての方なら『壁』。いかに自分がバイアスにまみれて物事を見ているか。作家のたくましい想像力によって、いつも気づかされる。

 

登場記事:「個」の時代、なぜチームで会社を結成するのか? AnyProjectsが考える新しい組織のカタチ

 

白川 克(ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.年によって全く違います。2018年は家族でアンコールワットに行っていましたし、2019年は家と実家(首都圏)の間でウダウダ過ごしていました。2020年は未定ですが、ずっと本を書くかもしれません。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.仕事のメールは一切チェックしないことにしています。年末年始は会社全体の仕事が止まるので当然なのですが、平日に1週間単位の休みを取るときも同様です。組織を率いるリーダーとして、自分に依存するようなチームではなく、自分がいなくても回るような強いチームを作る義務があるとの考えからです。以前このポリシーについてはブログに書きました。

 

登場記事:知的生産を生み出すために、現場に取り戻したい素質

 

諏訪 光洋(株式会社ロフトワーク)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.ここ数年、毎年ニセコに行っています。冬の時期のニセコは、文字通り世界中から人が集まり一種独特の「ケオティックな聖地化」する感じが好きで(イビサ島や良い時期のバルセロナ夏のビーチ的やSXSW的な)。 (最近中国人の割合が増えすぎてしまいそのバランスが崩れつつありますが) ニセコの大きな自然とその雰囲気、両方から得られるリフレッシュはまた1年頑張ろうっていう気を僕につくってくれます。ちなみに昨年は肩を脱臼しました。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.屋外のホテルのプールでダラダラします(笑)。それと世界中にあるFabCafeに訪れたくなっちゃいます。(そうするとベルリンとかNYとかFabCafeがないところだけど行きたいところに「あーいけてないな」っていう事になっちゃうのですが)それって仕事?っていう部分もあるわけですが、ちょっとだけ訪れて今その都市で面白いクリエイティブなスポットを教えてくれるしいろんな事を共有できたり、それはやっぱり知り合いがいないところより楽しいよね。あとは冬はスキーかな(笑)。数少ない趣味で。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.映画は(飛行機のサービス以外は)みません。「画面」からは遠ざかりたいじゃないですか。普段さんざんみてるし(といってもスマホみちゃうわけだけど)。本は一気読み出来る娯楽的な小説か、知らない領域の科学の本か何か普段の視点から視野を変えられそうな本を選びます。でも基本は近い距離をみるより広がる風景、高い空をみたくなるよね。

 

登場記事:ロフトワークが促す日本企業のオープンイノベーション

 

中村 朱美(株式会社minitts(佰食屋))

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.我が家では、初詣ではなく12月31日に御礼参りに行きます。神頼みや願掛けをした事はなく、1年間健康で家族揃って過ごせた事を、1年の最後の日に御礼したいという思いから。1月1日の初詣はどこも大混雑ですが、1日早いだけで、とっても静かな雰囲気でお参りできます。感謝の気持ちと家族揃って過ごせる幸せを、今一度噛み締める日となります。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.長期休暇は必ず海外旅行へ行きます。といっても、オフシーズンの平日に行くことが多いので国内旅行に行くよりも安く行けますが。仕事から心理的だけでなく物理的な距離を置くことによって、心の底からリフレッシュ出来ることが最大のメリットです。また、海外では日本と全く違う価値観や流行、商品やサービスがあり、それに直接触れることが、また新たなビジネスチャンスのきっかけにもなります。事業を始めてからずっと、年に2回は海外へ行っています。(インド、タイやカンボジア、ロシアなど、どこでも子連れで!航空券も宿泊予約も、旅行会社を通さず全て自分で手配して行きます。笑)

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.普段はビジネス書や仕事に関係する本を読むことが多いですが、長期休暇は必ず東野圭吾さんの小説を読みます。1度読み始めると止まらないので、まとまった時間がある長期休暇にオススメ。

 

登場記事:失敗と本気で向き合うからこそ、挑戦できる ─ 佰食屋・中村朱美さん

 

西脇 資哲(日本マイクロソフト株式会社)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.海外旅行とウインタースポーツ、日ごろ読みたいと思っていた本をまとめて読書などで、20連休を予定しています。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.運動を入れることですね、走る、歩く、スポーツをするなどなど

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.ビジネス書全般と、日本のアニメ作品を見るようにします。

 

登場記事:「どんな人にもチャンスはある」SNS時代の働き方_日本マイクロソフト西脇資哲氏

 

丹羽 真理(Ideal Leaders株式会社)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.家族とゆっくり過ごします。普段あまり家族(両親や義両親)と過ごせていないので、コミュニケーションを取る機会となります。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.業務で使っているSlackやメールの通知をオフにしています。通知が来ると気になってしまうため。長期休暇中は脳みそを休ませることを意識しています。

 

 

登場記事:「ビジョン」「ミッション」から「パーパス」へ ― 個人と組織の存在意義が仕事における幸福度を高める

 

日比谷 尚武(コネクタ)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.家族とゆっくり過ごす時間。また、1年を振り返り、来年の目標を立て直す時間。「タニモク※1」や他人と1年を9変えるワークなどをして客観的な視点を交えてやるのがポイント。

※1 パーソルキャリア株式会社が提供する、他人に目標をたててもらうワークショップ。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.自分の休み方に課題感を持っており、うまいリフレッシュの仕方やトランジションの仕方を見出したいと思っています。記事が楽しみ!

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

僕は読みたかった漫画の一気読みをすることが多いです。キーチ、ブッダ、歴史劇画 大宰相などなど。

 

登場記事:多様なワークスタイルから学ぶ、働き方の文化創造

 

Brandon K. Hill( btrax, Inc.)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.静かな環境で自分の会社のプランを考えます。日常業務から離れ、自分との対話ができる貴重な時間です。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.毎日少しでも仕事に関する事柄、アウトプットでもインプットでも、を行います。そうすることで、一定のパフォーマンスをキープできます。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.飛行機の機内で見た、The Art of Racing in the Rainがオススメです。日本未公開ですが、人生哲学が凝縮されています。

 

登場記事:多様なワークスタイルから学ぶ、働き方の文化創造

 

堀淵 清治(Dandelion Chocolate Japan(ダンデライオン・チョコレート・ジャパン))

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.ホームベースがサンフランシスコなので、僕にとって日本で年末年始を過ごすのは特別なことです。 京都、伊勢、鎌倉と歴史的な街に店舗があるので、ここ数年はそれらの地域で年末年始を過ごします。どこも歴史的な街なので、とても幸運ですし、なかなかそういう場所で過ごすことは出来ないと思うので、嬉しいです。年末年始の休暇で得られることは、日本人独特の感性だと思うのですが…。新年がきたら、連続していたことに対して、ピリオドを打つイメージで、強制的にリセット(昨年あったことは水に流す)されるので、気分変わって良いですね。月一で日本に来ていますが、アメリカと日本の移動も同じように気分が変わるので、それが今の自分にとってとても大切な行動だったりします。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.長期休暇はここ何年もとってないですね。仕事が趣味のようなものなので。笑 日本はintenseな環境なので、サンフランシスコに行くと気分が変わります。環境が変わればリフレッシュができます。 休みをとって旅行というのもきっと同じですよね。アメリカと日本を頻繁に移動することで自分なりのペースで物事を進められるからストレスは少ないかな。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.ぜひ読んで欲しいのは、村上春樹の「騎士団長殺し」。読んだら止まらないから休暇中に読むのが良いと思います。 今一番読みたい本は、YouTuberのえらいてんちょうさんと内田樹さん対談本がもう直ぐ出るので、それかな。 一般的に知られてないところで言うと、吉福伸逸さんの『静かなあたまと開かれたこころ 吉福伸逸アンソロジー』、『世界の中にありながら世界に属さない』なんかは難しいけどおすすめです。 最近の映画だと『イエスタデイ』や『アラジン』などの名曲がちりばめられて、観た後にカタルシスが得られる映画が長期休暇中には良いと思います。

 

登場記事:クラフトチョコレート文化で、世界をサステナブルに変えていく。ダンデライオン・チョコレートの思想と実装

 

前野 隆司(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.家族で海外に行きます。日頃家族と過ごす時間が少ないので、たっぷりと過ごします!

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.仕事が好きなので、長期休暇中も仕事をしています(笑)

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.拙著『幸せのメカニズム』。幸せになれます!

 

登場記事:日本の「働き方改革」のねじれを、「幸せの経営学」が解きほぐす ― 幸福学・前野隆司教授

 

松下 慶太(実践女子大学 人間社会学部 准教授)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.静かなところで家族とゆっくり過ごすことが多いです。普段、アクセルを踏み続けている生活なので、年末年始はそれを一旦落ち着けるクールダウンの時間だと思っています。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.なるべく自然と触れ合うようにしています。自分の中の空気と外の空気とを循環させる(気になる)ことで、生活のスピードを整えることができるように思えるからです。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.P.コエーリョ『アルケミスト』です。自分にとって何が大事なのか、幸せなのか、を考える原点になるかな、と。

 

登場記事:デジタルネイティブ世代の可能性を引き出す分散型組織の作り方

 

横石 崇(&Co./Tokyo Work Design Weekオーガナイザー)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.家族や地元の友人たちと過ごす。一年間でとても大切にしている時間。

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.休みの日であっても、できるだけ平日のリズムと変えないようにしている。リズムが狂うと心身のバランスも崩しやすい。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.NETFLIX「ブラックミラー」は、「WIRED」と「世にも奇妙な物語」を掛け合わせたような世界観でちょっとしたトリップにいける感覚がある。

 

登場記事:これからのワークプレイスモデルになる、コレクティブオフィスの形とは? ー 鎌倉「北条SANCI」

 

山田 雄介(WORK MILL編集長)

 

Q.年末年始はどのような過ごし方をされますか?

A.秋田に帰省し、家族や親戚たちと過ごします。ウィンタースポーツ、雪遊びや温泉など自然に触れ合い、そして地元の美味しい食べ物などでリフレッシュします。(限りなく下戸なので残念ながら日本酒が窘められません…)

 

Q.長期休暇の際に必ず行われている習慣はありますか?

A.習慣とまではいかないですが、普段、首都圏で過ごしていることもあり地方に帰省しながら非日常な環境に身を置くようにします。リフレッシュも兼ね、いつもとは異なる人間・時間・空間での関わり合いから懐かしさと新鮮なインプットを楽しむようしています。

 

Q.長期休暇中にお薦めの本、映画を教えてください。

A.ビジネス書以外の小説を読むようします。年末年始は、話題になっている驚異的なベストセラー、中国のSF長編ミステリー小説『三体』を読もうと思います。まだ読んでいませんがオススメです(笑)

 

 

***

WORK MILLでは、「はたらく」を中心としたテーマで毎週記事をお届けしています。しかし今の日本人には、この働く以外の行動や時間に目を向け、その価値を高めることこそが必要ではないか。といった逆説的な考えで年末年始の機会に本企画をつくりました。

 

人生の中の遊びや休みを充実させることが幸せや創造性のキッカケや種となる。それらの一部が社会へと還元され、ビジネス領域で育まれることで、私たちの仕事の生産性やクリエイティブなことへの創出になっていくのではないだろうか。

 

2019年、WORK MILLでは計75本の記事を公開いたしました。いつも目を通していただきありがとうございます。2020年も「はたらく」にまつわる多くの可能性や希望を皆様にお届けできればと思います。(編集長 山田雄介)

 

2019年12月28日更新

 

写真:岩本 良介、押尾 健太郎、黒羽 政士笹木祐美、中込 涼、BEEK DESIGNマスモトサヤカ
編集:プレスラボ

 

最新記事