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うすきとライフを考えよう 第1回 「子育てのルールは自分で決める!」

このコラムは「ワークインライフ※1 」を今まさに模索中のWORK MILLの薄(うすき)が、試行錯誤の毎日の中で自分なりに感じたこと考えたことをお伝えしていく連載。子育てに限らず、ライフキャリア・ワークキャリアについても自身の経験をもとにお話していきたいと思っています。 

 

1子育てについて。題して、「子育てのルールは自分で決める!」です

 

※1「ワーク」と「ライフ」という2つの要素を同列に捉えるのではなく、「ライフ(人生)にはさまざまな要素があり、その中のひとつとしてワーク(仕事)がある」という考え方のこと。ライフを構成する要素としては、ワークのほかにファミリー(家族)、ホビー(趣味)、ラーニング(学び)、コミュニティ(組織・地域)などが考えられる。

 

あ、また娘に会社の携帯電話を取り上げられてソファの横に置かれてしまった。 そうだよね、ごめんね。反省、反省。 といいながらも、気になるんだよね、残してきた仕事はいっぱいだし、終わっていないものもたくさんあるし、進捗が遅れているあの仕事もこの仕事も気になる。でも違う視点からみれば、それは娘にはまったく関係のないこと。私が仕事をしていることはドライにいえば、私だけの問題だし、娘にとっては目の前の母親が必要なだけで、母親が仕事を持っていようと持っていまいと関係ないのだ。 

 

私は2歳の娘を育てながら働いている。夫婦共働き。仕事はめいっぱい、でも育児も基本はしっかりしたいタイプ。あえて両立という言葉は使わない(使えない…)。毎週末、ようやく1週間無事に乗り切ったー!とびっくりするくらい毎日ばたばたしている。いろんなことをうっかり忘れ、ワンピースの背中のチャックを上げ忘れ会社に行き、上司に教えてもらい焦ったり(指摘してくれる上司で本当によかった)、そんな毎日である(これは子育てのせいではなくもしかしたら、私の性格?!)人でもこうなのだから、34の子育てをされている方はもう神の領域としか思えない 

 

自分で決める子育てのルール 

一緒にいる時間は、とことん向き合う

の娘は毎朝6時半に起きる。7時半に登園し1845まで保育園、就寝は2122時を回ってしまうときもあるが平日に娘と一緒にいられる時間は就寝時間を除くと4時間、対して娘が保育園にいる時間は約11時間!娘を保育園に通わせる際にそれに気づき、自分のことながら、唖然としてしまった。1週間のうちで保育園にいる時間の方が圧倒的に長いじゃん!オーマイゴッドどうしよう…。どうしようもないのだが…。心の叫び)

 

というわけで私の中での日々のとりきめの1:家での娘との向き合い方が決まったのである 
子育てに関して、堅苦しい取り決めは性格上守れるはずもなく、ほとんど決めていないのだけれど、娘と一緒にいられる時間はとことん向き合おう、一緒に遊ぼう、できる限り家事をせず近くにいよう、娘みていよう と心に決めている。 

 

  

なので、私がまず取り組んだ重要なことは日々のルーチンワークである家事を、いかにしないようにできるか、である。まずは家事のスリム化。やらなくてよい家事はやらないという意思決定。それでもボタンを押す、入れる、出す、しまうなど作業は残るのでそのタスクの明確化と役割分担の設定。もちろん1日の家事のプロセスも究極的にシンプルにしている。(余談ですが、仕事のプロセスと一緒ですね。無駄取りタスクの明確化、代替案サーチ、どこまでなにをやるかを決める、スケジュール設定役割分担、GO仕事のスキルは子育てのさまざまなところで活かせます!もちろんその逆も

 

そのため、ウチの家事はほとんどが電化製品任せである食洗器、洗濯乾燥機、電気調理器、保温調理器、電子レンジがフル稼働。ツールはキッチンはさみ、ジップロック、ホーローとガラス保存容器が大活躍そしてプロセスをスリム化したい割に自分でつくった料理を食べたいという欲張りな私は、最近はマリネして作りおきor冷凍し電子レンジ調理というかなり有用な技も手に入れた。あれっ?掃除は?気がついたときに気づいたところを…。ほかの家事は、あったっけ…。

 

というわけで、平日は電化製品のボタンは押すが基本的には包丁を握らない。おそらく誰かが実際みたらびっくりするくらいいわゆるザ・家事をしない。娘と遊んでいる。(そして時々仕事のことを考えてしまい娘に怒られている)思えば、今のような形に落ち着くまでは夫とかなりやりあったなあ。いまもちょこちょこあるけれど親も急に親になるわけではなく、親スキルがUPするとともに、できることも増えていくのだなあ真剣に向き合うとなにごともスキルアップの場になっていくだなあとつくづく

 

話は少し変わるが、娘の保育園登園に関しそのほかにとても気にしたことは、可能な限り良い環境の保育園を選ぼうということ。ただこればかりは自身でできることには限りがあり、かなりの労力が必要であったりする。これはまた別の機会にでもお話したい。

 

気持ちに余裕を持ち、安定した心で向き合う

日々の取り決めのうち、もう1つ私が大切にしていることがある。それは気持ちの余裕をもって安定した心で娘に向き合うということ 

 

仕事をしているのは親の都合であると私は思っている。自分が仕事をしたいからしている(もしくはしなければいけないからしている)わけで、が仕事をしてねと言っているわけではない。当たり前のことなのだけれど、ここは子育てで非常に重要なところだと私は思っている。なにが言いたいかというと、仕事で疲れているから嫌なことがあったからといって娘に対し不機嫌になるのはお角違いだと私は思っている。のだが、これを毎日実行するのが非常に難しいのだ。 

 

 

子育てあるあるなのだけれど、親が疲れているときに限って、娘はわがままちゃん、あるいは小怪獣(違った子怪獣?)に変身する。「遠回りをして帰ろう~!」、食べると言って買ってきた唐揚げを「いらな!」と言うのはよくあること。用意したご飯ではなくパンを食べる!と言い出し、お風呂も入らない!!と強く主張る。いっぱい汗をかいてあせもができているのに!だ。娘が泣いてごねて全く言うことを聞かない時、私も泣いて対抗してみたりする。1ころまでは効果があったのだが、最近はとんと通じない。なので最近は寝室籠城作戦を展開している。これはまだ効果アリ! 

 

とはいえ、娘は娘で保育園をがんばっているんだよね。家では甘えたい、わがままきっと言いたいよね。と思いながら、それを受け止めるべく、親スキル(対人スキル?!)向上させるぞ!と思う毎日である。きっといつか娘が大きくなったときに、子怪獣時期を懐かしくかわいらしくもう戻ってこないものとしていとおしく思うんだろうな。今目の前にある毎日を大切に生きようっと 

 

おわりに

人の数だけ生き方があり、その人をとりまく環境はそれぞれ違うから、正解なんてまるでない。究極に言うと、自分が幸せなら、それでいいと思うのだ。それなのに、特に子育てについては、こうあるべき、こうしなきゃいけないとか、思われたり思っていたり、当事者とその周りの人々がなんだか苦しい状況が続いてしまっているように思う。もちろんその状況に対し、私のできることはあまりないのかもしれない。そうだとしても、いろんなひとに助けられ、悩みながらできることもあれば、できないこともある毎日だけど最後はまあいいかと笑っているそんな私の経験をこの連載でお伝えすることでどなたかがほんの少しでも肩の荷をおろすことができれば、そんなふうに思っている。 

 

次回は少し遡り、産後から復職、フルタイムでの業務復帰についてお話していく予定ですお楽しみに!

 
■著者プロフィール
 

―薄 良子(うすき・りょうこ)
広告コンサルティング営業、研修プログラム企画・開発のプロジェクトマネジメントなどの職歴を経て、2015年にオカムラに入社。社内働き方改革、ダイバーシティ&インクルージョン推進、社外との共創活動を中心に、組織開発のプロジェクトに従事する。東京外国語大学ペルシア語科卒。筑波大学大学院経営学修士(MBA)。CDAキャリアカウンセラー。

 

2019年12月18日更新

テキスト:薄 良子(株式会社オカムラ)
トップ写真提供:菅原大介(株式会社ライ)
著者プロフィール写真:藤原 慶
その他写真:薄 良子(株式会社オカムラ)

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