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東京・港区にワーク・ライフ接近型のワークスペース「WORK COURT 白金」 法人利用から自習場所まで

2022年2月17日(木)、東京都港区白金にワーク・ライフ接近型のワークスペース「WORK COURT白金」がオープンした。運営はシェアオフィス事業を展開する株式会社ユニマット ミライオフィス。

働き方改革や新型コロナウイルスの影響でテレワーク需要が高まっているなか、それまで展開していた青山・渋谷とは異なる、住環境の整ったエリアへ展開することとなった。

「企業にお勤めの方、フリーランスの方を問わず、近隣の方にご利用いただけるスペースとしてオープンしました。通勤・通学しなくても仕事や勉強のONとOFFを切り替えたい、という方のニーズに応えたいと考えています」と語るのは、施設責任者の川端晶さん。

会議室やラウンジの他は1人~2人の席が中心となるスペースを作り上げた。

利用者は近隣に在住のビジネスパーソンだけでなく、学生の自習スペース用に保護者が借りるケースもあるそうだ。取材時にも親子連れがスペース前で立ち止まり、パンフレットを手に取りながら興味深く外観を眺めていた。

「カフェではなくワークスペースであること、不特定多数が利用する場所であることを考えると、音源を一つに絞るのは難しいものです。施設で音楽を流した際にご利用者から音楽の趣味でご意見を頂いたことがありました」(川端さん)

移動の合間に立ち寄って仕事をするのではなく、長い時間仕事をしている方が多いことも踏まえ、音楽BGMを流すのをあえてやめたという。

道路に面したテラスと窓際には2人席を中心としたフリーデスクがあり、そして22席ある集中ブースには、机上だけでなく椅子に座った隣の人までが隠れるほど奥行きのあるパーティションを設置している。

軽く椅子を引いても隣の席の人が目に入ることがなく、没入感に優れた席だ。フリーデスクエリア・集中ブースは合計で76席。

電話やWeb会議に使える4席のフォンブースは会話を聞かれたくない人に向けたスペース。

会議スペースは2つ。6人席と4人席のものがあり、それぞれモニターが用意されている。コンパクトで建物の建材を活かしたレンガ壁の造りになっており、秘密基地感がある。

カジュアルなミーティングやWEB会議・TEL通話にはラウンジバースペースも使用できる。会議室や個人ブースとは異なる明るい色調になっている。

「コロナ禍が落ち着いた際には会員同士の交流などバリューになるようなイベントを行いたいですね」と川端さん。

フリードリンクエリアには二つのドリンクマシンがあり、挽きたてのコーヒーが飲める。

「こうやっておいしいコーヒーを手軽に飲めることも、自宅から離れて仕事や勉強する際のメリットではないでしょうか。ドリンクのクオリティは自慢のポイントです」と川端さんは胸を張る。

そのほか、有料で法人登記(住所利用)、貸しロッカー、バーチャルオフィス、などが利用できる。

月額会員プランは2種類。8時半~22時まで利用できる「フルタイムプラン」が、月額3万800円。平日18時~22時、土日祝日8時半~22時まで利用できる「平日ナイト&ホリデープラン」は、月額15,400円。いずれも入会金は月額利用料の1カ月分。

白金に加え、青山・学芸大学のワーキングスペースもフルタイムで使える「フリーアクセスプラン」は入会金・月額38,500円。ゲストは4時間まで1,100円、4時間以上は2,200円で利用可能。フォンブースは会員165円/30分・非会員550円/30分で利用できる。

WORK COURT 白金
東京都港区白金 3-23-6

編集:ノオト