法人向けテレワークオフィス「SoloTime武蔵小杉新南口店」 集中とリラックス両方の時間を過ごせる場を提供
2022年2月8日(火)、法人向けの郊外型テレワークオフィス「SoloTime武蔵小杉新南口店」をオープンした。運営は、東京電力ホールディングスと野村不動産。
「SoloTime」は東京電力ホールディングスが運営するワークスペースブランド。同エリアの別店舗である「SoloTime武蔵小杉東急南口店」の人気が高く、2号店への要望が多かったとが出店のきっかけ。
野村不動産が運営する時間貸しサテライト型シェアオフィス「H¹T(エイチワンティー)」と共同で開設し、SoloTimeとH¹Tの両方の良さを取り入れた店舗を目指した。
契約できるのは法人のみ。利用者は大手企業からスタートアップ・NPO法人までさまざまだという。
「利用者は働き方改革に取り組んでいる企業が多い印象です。オフィスを借りる固定費と比較したうえで、選ばれているのではないでしょうか」と語るのはSoloTimeを運営する東京電力ホールディングス株式会社 ビジネスソリューション・カンパニー ソリューション推進室 事業推進グループの岡田昂樹さん。
スペースは無人運営。オープンスペース内に予約不要のリフレッシュスペースと予約ができる1名席が8つ、4名席が2つある。
さらに、1名個室が32部屋、定員4名の会議室が2部屋、定員8名の会議室1部屋、定員10名の会議室が1部屋、マッサージチェア室が1部屋ある。個室・会議室はWeb会議の際に音声が外部に漏れにくい構造になっている。
「1日過ごしていただく際に、集中して働く場所とリラックスして過ごせる場所を用意しました。リフレッシュスペースやマッサージチェア室は、リラックスできる時間のためです」(岡田さん)
オープンエリアは木材の雰囲気を活かした造り。ゆったり座れるソファーを置き、照明の傘を和風にすることで休憩しやすい場をこしらえた。脇には4人が座れるボックスシートがある。
スペースに入った直後に目に入る位置にオープン席を設置し、スペースの両サイドに扉で仕切られた個室を設置。
「チェックインして最初にリラックスできる空間を感じていただき、個室の扉を入るときにオン・オフを切り替えられるように考えました」と、仕事モードのスイッチにも気を配る。
オープンスペース内の1名席は2種類ある。ベンチシートタイプの席は通路との間にロールカーテンがあり、上部は開いているもののセキュリティに配慮した快適な空間を演出。
オフィスチェアの1名席はテーブルがL字型になっており、荷物が多いときにも使いやすい。
1名個室はブルーグリーンを基調とした明るい書斎型のものと、WEB会議でも使用できるボックス型のものと2種類がある。
明るい書斎型の個室は、天井の高さと色の明るさで開放感のある個室になっている。
ボックス型の個室は、WEB会議時の顔映りの良くする照明を施している。
複合機はSoloTimeのものとH¹T のもので分かれており、無料ドリンクスペースにはコーヒーメーカーを設置した。
マッサージチェア室はカーテンで仕切られており、外からは見えない。全身の凝りをほぐしてリフレッシュできる。ノートパソコンを持ち込んでマッサージを受けながら仕事をする人もいるそうだ。
チェックイン・チェックアウトはスマートフォンのQRコードやスマートキーから。各法人のニーズに合わせ、口座振替または請求書払いが利用できる。
利用料金は、オープンスペースが1時間=770円、個室が+1時間330円となっている。
「この空間にいることで、オンとオフの切り替えができ、より生産性の高い一人時間=ソロタイムをご提供できればと思っています。随時見学も可能ですのでウェブサイトから、お気軽にお問い合わせください」と話す。
営業時間は平日のみ7時15分~20時30分。
SoloTime 武蔵小杉新南口
神奈川県川崎市中原区中丸子13-2 野村不動産武蔵小杉ビルN棟 9階
編集:ノオト