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岐阜県安八町に地域住民と企業を結ぶ交流拠点「むすぶテラス」 隠れ「8」も館内に

2022年4月1日(金)、岐阜県安八町に地域交流拠点「むすぶテラス」がオープンした。

「むすぶテラス」は「結び、照らす、地域に開けたテレワーク施設」をコンセプトに、休館中だった町勤労青少年ホームを改修した施設。運営は安八町役場。建物は2階建てで、延べ床面積は約1052平米。

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無料のコミュニティスペースやテラス、有料のコワーキングスペースやサテライトオフィスのほか、多目的に利用できる屋内軽運動場やキッチンもあり、多様な活動の場として利用できる。無料の駐車場(37台)も利用可能。

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「コロナ禍でテレワークが推奨される世の中に合わせて、地域や企業の人など年齢を問わず、誰もが気軽に使える新しい働き方ができる拠点として作った施設です。この場所をきっかけに、地域交流を活性化させていきたいですね」と安八町役場企画調整課主幹の松岡政司さん。

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大きな窓のある開放的な空間が特徴。「安八町」の名にちなんで、照明が漢字の「八」の形になっていたり、机が数字の「8」の形になっていたりなど、館内のいたるところに8がモチーフとして取り入れられている。

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施設名の「むすぶ」は施設がある安八町の結(むすぶ)という地名に由来し、「地域の人と企業を結(むす)ぶ」という想いが込められているという。

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1階は無料エリアが中心で、休憩やワークショップ、セミナーの会場などフレキシブルに使える「コミュニティスペース」(28席)をはじめ、カウンターやテーブル席などがあり、作業に集中できる「エイトスぺース」(22席)、開放的な「テラス」などがある。他にもキッズエリアや授乳室、更衣室を完備する。

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1時間550円で、シェアキッチンとして使える「コミュニティキッチン」(22席)やボールを持参して遊ぶことができる「プレイスペース」、「ミーテイングルーム」(1階=10席、2階=6席)を借りることもできる。

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2階は企業向けの有料エリア。Web会議などの利用ができるテレブースを完備した「コワーキングスペース」(28席)(1日=1,500円、月額=5,500円)や完全個室で24時間365日利用可能な「サテライトオフィス」(3室)(月額=5万5,000、8万8,000円)がある。

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2階の月額利用者にかぎりオプションとして「郵便ポスト」と「登記」(月額=各1,100円)も利用可能。有料スペースは事前予約が必要で、電話とホームページから受け付ける。

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「避難所としても活用する施設のため、バリアフリーやユニバーサルデザインを取り入れたつくりになっています。利用者からはオシャレといった声も多数いただいており、励みになります。新型コロナウイルスの感染者数状況にもよりますが、企業と地域の人をむすぶワークショップなども開催していきたいと思っています。隠れ8も、ぜひ探してみてください」と松岡さん。

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「近くに安八スマートインターチェンジがあり、車でのアクセスも良い場所なので、県内外など幅広い人に利用してもらいたいです。ここをきっかけに安八町や岐阜県を知ってもらえたら嬉しいですね。移住の支援もしているので、足を運んでみて、気に入ったらぜひ声をかけてください」と話す。

営業時間は9時~21時。月曜定休。

MUSUBU TERASU
岐阜県安八郡安八町東結1561番地

編集:ノオト