東京・築地「MONZ SPACE」 クリエイティブな人材が集まる場を目指す
2022年5月20日(金)、東京・築地にコワーキングスペース「MONZ SPACE」がオープンした。運営は、ブエナデザイン株式会社。
同社はこれまで、カフェやコワーキングスペースの設計やコンサルティングを行ってきた。「MONZ SPACE」は、初めての自社で運営するコワーキングスペース。同社の代表・鈴木泰一郎さんは、「自ら店舗を運営することで、さらに設計のクオリティを上げたいという思いから、オープンを決めました」と話す。
ターゲットは、自分の作業場を広く持てない人や、異業種の人々と同じ場所で働くことで刺激を求めている人。「中でもYouTuberの方の利用が増えています」とも。
場所探しに困ることの多いクリエイターでも使いやすいよう、テーブル幅は1人あたり110~160センチと広いものを備える。「A3サイズ用紙や大きいサイズのノートパソコンを置いても余裕があるので、快適な環境で仕事ができます」と鈴木さん。
ルーム会員プランで使用できる個室の固定席は、利用者の好みに合わせて内装のカスタマイズが可能。有孔ボードで作ったツールボックスを設置したり、内側を塗装したり、扉を外してショールームのようにすることも可能。
施設内にセルフのコーヒーカウンターがあり、会員同士のコミュニケーションのきっかけとなっている。
鈴木さんは、「人気のあるコワーキングスペースには、『かっこいい』という共通点があります。かっこいい場所に訪れる人は、自然とドレスアップしたくなるものです。『MONZ SPACE』もそんな場所にしたいと思い設計したところ、今やテレビ番組やCMの撮影場所としてオファーが来るようになりました」と胸を張る。
「クリエイティブな発想を持つ利用者同士でコラボレーションできるような場を目指しています。今後、つながりを加速させるイベントを行いたいですね」と意気込む。
●MONZ SPACE
・営業時間:9:00~23:00(平日・非会員)、7:00~23:00(終日・会員)
・住所:東京都中央区築地4-3-8 登喜和ビル5F
・URL:https://monzspace.com/
●料金:
・ドロップイン:1時間=600円、3時間=1,500円、1日=2,500円
・フリー席・ラウンジ会員プラン:月額12,000円~26,000円
・固定席・ルーム会員プラン:月額50,000円~68,000円
・固定席・ブース会員プラン:月額38,000円~50,000円
・イベント開催:1時間20,000円~(配信用機材レンタル可)
●利用可能な設備・サービス:
Wi-Fi、電源、フリードリンク、複合機、会議室(30分=1,000円)、ロッカー(月額=2,000円)、法人登記(月額=5,000円)、郵便(月額=1,000円)など
編集:ノオト