東京・代官山にクリエイティブワークプレイス「LANTIQUE BY IOQ」愛犬・愛猫と過ごせる場所

2024.7.22

プレイス

2024年２月14日（水）、東京・代官山にクリエイティブワークプレイス「LANTIQUE BY IOQ（ランティークバイアイオーキュー）」が新設された。運営はクリエイティブオフィスの企画・運営を手掛ける株式会社リアルゲイト。

同施設は、東急株式会社が一棟管理する物件を一括借り上げトータルプロデュースするプロジェクト「IOQ」の1つで、築36年の高級ヴィンテージマンションをリノベーションして活用する。

施設名の「LANTIQUE」は「LAMP」と「ANTIQUES」を組み合わせた造語。ランプのようなあたたかみを感じることができ、アンティークのように長く愛され、成長し、この街の象徴になってほしいというという思いを込めたという。

同施設は、「ペットフレンドリーワークプレイス」をコンセプトとして掲げており、全ての専有部内でペットと共に入居ができる。共有部は、屋上のルーフトップテラスのみペットの同伴が可能。廊下には犬や猫が描かれたレコードのジャケットを飾る。施設内を移動する際には、ペットバッグの利用が義務付けられている。

建物は地下1階地上5階建ての計6フロアで構成する。

地下1階は、さまざまなタイプの照明で設えたあたたかみのあるメインラウンジをはじめ、全10席のコワーキングスペースや大きさの異なる2つのミーテイングルーム、フォンブース、トランクルームを備える。また、サービスショップとしてフィットネスジムも入居する。

1～4階は、約29㎡～152㎡の全17区画のオフィスと、約25㎡～87㎡の全16区画の住居利用も可能なSOHOがあり、それぞれの事業規模に合ったプランの選択が可能だという。さらに、1階には暖炉のオブジェとレコードが置いてあるゲストの待合に最適なロビーがあり、3、4階にはミニキッチンを備えた共用リビングがある。

5階は、約244㎡の専有部に加え、合計75㎡の専用ルーフトップが付いたPREMIUM SOHO（現在入居中）がある。

「当施設は閑静な住宅街の中にあるため、目印となるシンボルアートの制作をアーティストのYUDAI NISHI（西雄大）さんに依頼しました。入居者のクリエイティビティを刺激するためにも共用部に彼の作品を飾っています」と話すのは、同施設プロジェクトマネージャーの神津光さん。

神津さんは「元々の建物が住居のため、働く場所にコンバージョンするうえで法律や部屋の形の制約がありました。しかし、それを逆手にとることで、リノベーションシェアオフィスのノウハウが詰まったおもしろい空間が出来上がりました」と笑顔をみせる。

●LANTIQUE BY IOQ
・営業時間：24時間
・住所：東京都目黒区中目黒1-1-17
・URL：https://lantique.jp/

●料金
・OFFICE(31.48㎡～152.78㎡)：290,000円(税別)～1,250,000円(税別)
・SOHO(25.41㎡～84.56㎡）：260,000円(非課税)～527,000円(非課税)
・コワーキング会員（登記あり＝38,500円、登記なし＝27,500円）
・会議室： 6名用＝30分 550円、8名用＝30分 770円

●利用可能な設備・サービス

ペット可（1区画につき小型動物2匹まで）、コワーキングスペース専用ロッカー（有料）、トランクルーム（有料）、法人登記、Wi-Fi、電源、社名表示、ポスト、複合機、施設内店舗割引、キッチン、オフィスコンビニなど

編集＝ノオト