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茨城・つくば市のつくばセンタービル1階に交流拠点「co-en」 つくばの新しい象徴を目指す

2022年5月7日(土)、茨城県つくば市のつくばセンタービル1階に交流拠点「co-en(コーエン)」が新設された。運営はつくばまちなかデザイン株式会社。

「co-en」は「さまざまな人が集まって、チャレンジが生まれる場所」をコンセプトにした施設。つくば市が中心で行うリニューアル計画の一環としてオープンした。シェアオフィスやコワーキングスペース、カフェなどを備える。

同社専務取締役の小林遼平さんは「つくばは多くの商業施設や企業等が立地していますが、ビジネスや社会活動など様々な取組みにチャレンジする場所が足りていませんでした。そこで、成長する企業やフリーランス、学者、学生など多様な方々の働き方やチャレンジを応援する拠点をつくることにしました。この施設は『交流』を重視しており、入居者はもちろん、外部の人も参加できるイベントを企画しています」と話す。

施設名は共同の意味を持つ「Co-」と「縁(en)」を組み合わせた造語。「市民間に縁をもたらし、共創できる場」というメッセージを指す。co-en(こうえん)は公園とも読めることから、「公園のようにみんなが気軽に集える場所」という想いも込められているという。

シェアオフィスである「co-office」は13坪~54坪の部屋を7室(現在:満室)。コワーキングスペースである「co-working」は3つのエリアに分かれており、気分や用途に合わせた使い方ができる。

1つ目のエリアは、テーブル席やカウンター席、仕事に打ち込めるセミクローズブース(7席)、WEB会議等で使える1人用完全個室ブース(4席)をそろえる「集中スペース」。

そして、複数人で会話しながらの作業に最適かつ、講演会などの会場も兼ねる「交流イベントスペース」、隣にあるカフェの雰囲気を感じながら、リラックスして使える「カフェスペース」。全73席。

電源とWi-Fiを完備し、オープンなテーブル席でも Web会議や飲食可能。6〜30人で利用できる大小さまざまな5室の「meeting room」(有料)も用意する。

カフェ「Beer & Cafe Engi」では地産地消の料理や、世界・日本中のお酒を100種類提供する。朝・昼は軽食を食べながら、夜はお酒を飲みながら過ごせるという。特に壁から生ビールサーバーのタップが多数設置されており、常時20種類の日本中の地ビールが飲めるのが特徴。

小林さんは「平日は働く場所として、休日は交流を楽しむ場所として、機能を切り替えながら運営をしていくつもりです。つくばの新しい象徴として、市民はもちろん県内外の幅広い人に利用してもらいたいですね」と話す。

●co-en(コーエン)
・営業時間:24時間
・住所 茨城県つくば市吾妻1-10-1つくばセンタービル1F
・URL https://co-en.space/

●料金(co-working)
会員料金:
・フルタイム会員(24時間365日)=(月額1万8,150円)
・ナイト & ウィークエンド(平日17時~7時、土日24時間)会員=(月額1万2,100円)
・生徒(中高生のみ、全日7時~22時)会員=(月額1万2,100円)
・グループ(3人以上から応募可能、24時間365日)会員=(月額1万1,000円)
・登記(登記料・ロッカー代込み、24時間365日)会員=(月額/2人=3万8,500円、3人=4万9,500円、4人=6万500円)
・サテライト(法人、24時間365日)会員=(月額/4人=6万6,000円、8人=13万2,000円)
・o-en(施設を応援する個人・法人)会員=年間/個人=1万3,200円、法人=5万5,000円

ドロップイン料金:
・ビジター会員=1時間=440円、終日=2,200円
・o-en会員=1時間=396円、終日=1,980円

●利用可能な共通設備・サービス
個室ブース(1時間/フルタイム会員=55円、ビジター会員=660円、o-en会員=594円、他会員=176円)、meeting room5部屋(30分=600円~)、ウォーターサーバー、モニター、文房具類、登記(月額=5,500円)、鍵付ロッカー(月額=2,200円)、宅配ボックス、ホテル日航つくば特別プラン

編集:ノオト