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東京・セルリアンタワー東急ホテル「オフィスルームプラン」客室一部をビジネス特化に

2022年10月1日(土)、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルが、デイユースの「オフィスルームプラン」を開始した。コンセプトは「ホテルがサテライトオフィスに」。仕事場としての機能性と、ホテルならではの居心地の良さの両面を追求した。

「リモートワークなどの働き方が広がったことで、宿泊者以外の需要を取り込みたいと考え、ビジネス利用に特化したプランの販売を決めました。ちょうどコロナ禍によるインバウンド需要の低下も重なったことで、今の時代に即したサービスを提供したいと思ったんです」と語るのは同社フロントレセプションマネージャーの小林亨さん。

プランの開始にあたり、同ホテル19階の客室2室をオフィス仕様に改装。両室ともにベッドをなくし、新たにデスクやチェアなどの家具を配置した。通常の部屋と同様、備え付けのバスルームやカプセル式コーヒーマシン、アメニティーなども利用できる。

用途や人数に合わせて、2種類の部屋を用意している。

1つ目は、1~2人向けのAタイプ「Satellite Creative Room for Executive」。27平米ある室内に幅の広いエグゼクティブデスクや最新チェアを用意し、集中できる環境を整える。応接セットも完備し、来客対応も可能だという。

2つ目は、チームでの利用を想定したBタイプ「Satellite Creative Room for Team Workers」。34平米あり、1人から4人まで利用が可能。ボタン1つで高さを調整できるデスクや、人間工学に基づいたチェアなどを備える。

(提供写真)

プラン特典として、通常は特定フロアの宿泊者のみが利用できる35階エグゼクティブラウンジの利用券が付帯する。高層階からの美しいパノラマとともに、ホテルシェフとパティシエによるアフタヌーンティーが楽しめるという。

そのほか、利用者専用の4種類のランチセットのルームサービスと、同ホテル内の日本料理店「Japanese Cuisine (ジャパニーズ クイジーン)桜丘」でのディナーを通常よりも低価格で提供するなどの優待もある。

「客室に籠って仕事に打ち込み、余った時間で『ホテルならでは』のサービスを味わっていただき、自分へのご褒美の時間にしてほしい。普段ホテルサービスを利用しない人はこの機会に是非」と小林さん。

「渋谷は『ビットバレー』と呼ばれるテクノロジー企業の密集エリア。ビジネスパーソンからの需要が高く、事前に行ったモニタープランでは、様々な業種の方から高評価をいただいています。今後は、ジム利用など特典内容の追加や、ウィークリーのサブスクリプションプランなど、ニーズに合ったプランも考えています」と話す。

●セルリアンタワー東急ホテル(オフィスルームプラン)
・利用可能時間:9:00~18:00/定休日なし
・住所:東京都渋谷区桜丘町26−1
・URL:https://www.rsv.tokyuhotels.co.jp/cgi-bin/ihonex/stay/search_category.cgi

●料金
・Aタイプ「Satellite Creative Room for Executive」(1~2人向け=11,000円~)
・Bタイプ「Satellite Creative Room for Team Workers」(1人~4人向け=14,000円~)

●利用可能な設備・サービス
カプセル式コーヒーマシン、ミネラルウォーター、TWG Tea、テレビモニター、Wi-Fi、電源、有線LAN、電話、冷蔵庫、ドライヤー、石鹸、シャンプー、コンディショナー、歯磨きセット、タオル、カミソリ、金庫、ルームサービスランチセット4種(1人各1,980円)、日本料理「Japanese Cuisine 桜丘」ディナー(1人7,500円)、35階エグゼクティブラウンジ利用券(12:00~16:00/1日1回)、駐車場優待(24時間2,000円)