普段使いのグラフィック・ファシリテーション体験
可視化を用いたコミュニケーションで、1on1、チームMTG、会議、打ち合わせが進化する!
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1on1からチームミーティング、プロジェクト会議に取引先との打ち合わせまで、「はたらく」のコミュニケーションを、可視化×ファシリテーションで進化&深化させよう。
グラフィック・レコーディングやグラフィック・ファシリテーションといったビジュアライズ(可視化)は現在、シンポジウムや講演、ワークショップの現場で、わかりやすく内容を伝え対話を促すためのツールとして活用されています。
今回は、その技術の中から、オフィスで日常的に活用できる「可視化×ファシリテーション」の仕組みとポイントをご紹介。実際にご自身でも1on1でのグラフィック・ファシリテーションを体験し、そのメリットを体感いただきます。
「きいてかく」は、傾聴と認証のサインになる!
昨今、組織開発などでは、「心理的安全性」の重要性が叫ばれています。その根源にあるのが、所属する組織への信頼感。どんな意見でも口に出せる。口に出したからといって居場所がなくなるようなことはないという信頼感が、クリエイティビティの発露につながります。
1on1ミーティングなどでは、リーダーが部下の話を聞き切ることを重視していますが、実はこの「聞き切る」ということがなかなか簡単にはできません。「きいてかく」グラフィック・ファシリテーションでは、かくために、おのずとしっかり「きく」姿勢が生まれ、結果としてかいたもの(=アウトプット)がそのまま、傾聴と認証のサインになるため、信頼関係の醸成が容易になります。
「共通のイメージ」で、ボタンの掛け違いをなくす
コミュニケーションの現場では、よくよく話を聞いてみたら、同じ言葉を違う意味で使っていたとか、違う言葉を同じ意味で使っていたなんてことが、往々にしてあります。同じことをめざしているのにいがみ合ってしまうなんて、あまりにもモッタイナイ。でもそれ、空中戦を繰り広げている限り、なかなか解消できないんです。
そこで、それぞれの話を可視化し、図解して、イメージを共有していくと…。「あれ? これって同じこと言ってるんじゃない?」と、話している本人が、ボタンの掛け違いで争っていたことに気づいたり、お互いの背景を理解しあって、手を握れるようになります。
「並ぶ関係」が、協働・共創に向かう仲間意識をつくる
グラフィック・ファシリテーションでは、模造紙やホワイトボード、あるいはスケッチブックに対して、描く人、話す人(あるいは参加する人)が、肩を並べるようにしながら向き合うような位置関係がつくられます。ビジュアル・ナラティヴという考え方では、この「並ぶ関係」「共同注視」が協働・共創へと向かう仲間意識につながっているとされています。
人と人が向き合う対話も、ついお互いの目を見て話すことを意識しがちですが、むしろ上下関係、緊張関係を助長し、素直に内面を吐露することが難しく感じることはありませんか?
本音で、自然に、肩の力を抜いて、安心して話すにはむしろ、ガチガチに視線を合わせることなく、同じ方向を向いて共に指をさすような位置関係が向いています。
特に日本人は、自分自身と意見を分離して考える「外在化」が苦手。主語がなくなるという日本語の特徴も、影響しているのかもしれません。結果、自分の意見を否定されると、自分自身の人格を否定されているように感じる人が多いため、建設的な議論や対話が難しいんですよね。 でも、グラフィック・ファシリテーションを使った並ぶ関係のコミュニケーションなら、描くことで意見が物理的に外在化できるため、人格否定が起こりにくく、議論や対話が建設的になり、ともに課題に向かう仲間としての関係をつくりやすくなります。
持ち帰ってもらえる学び
今回は、講演やシンポジウム、ワークショップなどで目にするようになったグラフィック・レコーディングやグラフィック・ファシリテーションといったビジュアライズ(可視化)の技術を、日常のコミュニケーション現場で活用できるようエッセンスを抽出して紹介し、体感してもらうことを目的にしています。
特に、昨今注目されている1on1ミーティングや、チームミーティングなどに取り入れられるよう、ポイントをしぼってお伝えしますので、明日からすぐ、ご自身の現場で小さくチャレンジしていただけます。
可視化を活用して、普段のコミュニケーションを一歩、前進させてみませんか?
イベント概要
対象
- 1on1ミーティングをやってはいるけれど、いまいち成果を感じられない方
- チームの関係性をよくし、心理的安全性の高い職場を目指したいリーダー
- 現場の声を活かしたい人事、人材育成、組織開発担当者
- ヒアリング力をアップしたい営業担当の方
- インタビュー力をアップしたいマーケティング担当の方
- 合理的配慮のための対話に悩む障害者雇用担当の方
- 「はたらく」や「共創」に興味・課題意識を持つ企業・組織・学生の方
(たとえば、新規事業部門・経営企画部門・管理部門の方など)
開催会場
Open Innovation Biotope “Cue”
名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング14階
株式会社オカムラ MENNOLU LABO内
定員
20名
お問い合わせ
☎ 052-551-3170
Open Innovation Biotope “Cue”
※お申し込みは先着順となります。定員に限りがありますので、お早目にお申し込みください。
※主催者・登壇者などの都合により、参加をお断りさせていただく場合がございます。
※イベント当日はメディア取材(撮影)及び、弊社撮影が入る場合がございます。
※当日の模様は、レポート記事、SNSなどで掲載される可能性があるほか、登壇者、Cueの広報活動(テレビ局、新聞社、ニュースサイト等の取材・情報提供を含む)で使用される場合がございます。
プログラム
14:00 | 会場オープン 14:30までに会場にお越しください! |
14:30 | オープニング |
14:40 | チェックイン |
14:50 | グラフィック・ファシリテーションの紹介 |
15:00 | 基本の描き方レッスン 1on1グラファシのデモンストレーション 1on1グラファシ体験 フィードバック&グラファシ交換 |
16:50 | クロージング |
17:00 | 終了 |
登壇者
奥野 美里 氏
ファシリテーター&グラフィッカー(株式会社コクリエ) / 凸凹フューチャーセンター共同代表
文字とイラスト、図解で話をリアルタイムで見える化し、対話と気づきを促す可視化を用いたコミュニケーション・デザインを実践。グラフィック・ファシリテーションの対人援助分野での活用について研究。発達障がいの当事者として講演等も行う。
OrganizerOpen Innovation Biotope ”Cue”
“Cue(キュー)”は、自動車関連産業をはじめとするモノづくりで栄えてきた名古屋の共創空間です。 既存の枠組みをこえて多様な方々が集い、ヒト・モノ・コトのつながりやアイデアのひらめきを育む場として、ワクワクする共創活動や発信をしています。