働く環境を変え、働き方を変え、生き方を変える。

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with Forbes JAPAN

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2021.04.30 Published

ISSUE 06:Creative Constraints

制約のチカラ

パンデミックの今だからこそ、「制約に新たな意味を見出し、社会を変革する」世界のリーダーたちの声を聞くことで、この制約の時代に生まれる新たな価値や働き方を探る。

CONTENTS

02

SPECIAL INTERVIEW

たとえ危機と共存しても 私たちが歩むべき道

経済学者、思想家 ジャック・アタリ

経済学者にして思想家、現代ヨーロッパにおいて最高峰とされる知の巨人、ジャック・アタリが、パンデミックという危機に際して思考したこと、これからの経済のあるべき姿、日本社会に伝えたいメッセージとは? オンラインで行った独占インタビューをお届けする。

12

FEATURE1

CREATIVE CONSTRAINTS
制約のチカラ

かつてないほどの制約を受けた2020年。それでも世の中では新しい動きが常に芽生えているのだ。制約は立ちはだかる敵なのか、力となる味方なのか。社会をよりよき方向へと導くための創造的な制約、CreativeConstraintsを求め、世界のリーダーたちを訪ねた。

・STUDIES 1 縛られる楽しさ
・STUDIES 2 窮屈の美学
…and more

21

PART1

BETTER, NOT BIGGER
拡げない判断

ステークホルダーの範囲をあえて制御し、顧客や働き手の顔が見える関係のなかでビジネスを成立させる。「拡げない」制約から生まれるローカリティや地縁ベースのコミュニティに価値を見出した、持続可能なビジネスを探る。

・CASE 1 ブランドと地域の「幸福な関係」 ブルネロ クチネリ
・CASE 2 旅が止まって生まれた価値観 エアビーアンドビー
…and more

49

INTERLUDE

PHOTO STORY 
ポストコロナを見据える世界の最先端ワークプレイス

コロナ禍の前から、着実に変化の兆しがあった働き方と仕事の場。職住接近あるいは一体化というキーワードが身近になったこの先、人々が集い、情報が行き交う「街」のようなビジョンが見えてきた。

57

PART2

BRAVE AND IMPERFECT
与えない勇気

手間やストレスは、目的に対して一見マイナスに働きそうだが、クリエイティビティの源泉になることもある。あえて不便を選び、「与えない」ことで、社会や未来に向けて可能性を生み出しているパイオニアの挑戦に学ぶ。

・CASE 1 子どもにとってあそびと制約は両輪だ ジャクエツ
・CASE 2 離れていても、心と人を結ぶ教育 モリウミアス
・INTERVIEW 個人と組織のレジリエンス ストレスを味方にする秘訣
 健康心理学者、スタンフォード大学講師 ケリー・マクゴニガル
…and more

81

INTERLUDE

VISUAL STORY 
働き方の歴史に見る自由と制約

産業革命は技術革新をもたらすと同時に、人を「場所」や「時間」という制約に縛り付ける働き方を定着させるきっかけともなった。テクノロジーの進化や働き方への価値観の変化は、どのようにしてそれらの制約から人を解放したのか、ワークプレイスの変容とともにその歴史をたどる。

91

PART3

MORE WITH LESS
使わない知恵

限りある地球資源に向き合うには、志だけでなく優れた技術が必要であり、コストも掛かる。事業や商品・サービスのあり方、売り方から働き方まであらゆる過程で知恵を出し、当り前だったものを「使わない」という制約がつくる未来のモノサシに触れよう。

・CASE 1 “グリーンエネルギーだけ”という「制約」が、未来をつくる オーステッド
・CASE 2 人間的な暮らしを取り戻す住宅 ナイチンゲール・ハウジング
・TALK 「本当の制約」と「想像上の制約」を見分ける方法
 アートディレクター モーテン・ボンデ、建築家 小堀哲夫
…and more

129

FEATURE2

WORK-STYLES OF FUTURE
働く場のカンブリア紀 ― 202X年、オフィス進化論

5億数千万年前のカンブリア紀、外部環境の変化を経て生物の種類が爆発的に増えた。近未来のオフィスのあり方も、コロナ禍を受けた意識変化、不動産市場や地球環境をめぐる外的要因、テクノロジーの発展などから、多様性が広がり「カンブリア爆発」を引き起こすかもしれない。

名称:WORK MILL with Forbes JAPAN ISSUE 06
発売日:2021年4月30日(金)
価格:1,200円(税込)
判型:A5変形
ページ数:144ページ
発行元:リンクタイズ株式会社(発行人:上野 研統)
発売元:株式会社プレジデント社
編集企画:株式会社オカムラ(編集長:山田 雄介)
販売方法:全国書店・インターネット

BACK NUMBER

バックナンバー

ISSUE 08:NO PLAY, NO WORK

働く人、暮らす人の幸福度が高く、世界トップクラスの競争力やイノベーションを創出している北欧の国々。まるで遊ぶように働き、学んでいる自由な彼らの姿から見えてきたのは、自らの可能性を探求し、成長を目指す働き方だった。

ISSUE 07:EDOlogy Thinking

衣食住のあらゆる場面でリサイクル・リユースが行われる徹底した循環型社会であった江戸時代。社会全体に持続可能性が求められている今だからこそ、過去と未来をつなぐ思想に迫ることで、「令和時代の循環型社会」の働き方を探る。

EXTRA ISSUE:FUTURE IS NOW

想像していなかった異次元の未来がいきなり訪れた2020年。WORK MILLがこれまで取材したビジネスやクリエイティブの最前線にいるトップランナーたちへ、働き方やビジョン、そしてこの先の姿を問う。

ISSUE 05:ALTERNATIVE WAY

「成長」「効率」「競争」といった価値観が代表する20世紀の資本主義経営が限界を迎えつつあります。今号では、アジアのオルタナティブな働き方や経営哲学に目を向け、新たな“仕事道”として紹介します。

ISSUE 04:LOVED COMPANY

「愛」という理論でない人間の根源的な感情と企業をテーマに、顧客や社員、地域や社会との強い関係性をつくりだしている国内外の「愛される会社」を探求し、紹介します。

ISSUE 03:THE AGE OF POST-INNOVATIONALISM

ロンドン、北京、東京に訪れ、イノベーションの次に来る、新しい経済のかたちを探った。「クリエィティブ」、「インクルーシブ」、「リ・インベンション」をキーワードに、新しい価値創造の可能性を紹介する。

ISSUE 02:THE DANISH WAY

世界幸福度ランキングで長らくトップを維持してきたデンマーク。そんな国の働き方や学び、そして暮らしとは。起業家・大企業社員・クリエイターから学びの現場、一般の家庭まで、話を聞いた。

ISSUE 01:WHY COWORKING?

企業勤めでもフリーランスでもパソコン一台で仕事ができる時代に、人々が殺到している「仕事場」がある。起業家、デザイナー、企業人……多様な知とセンスが交わり、未来を創る究極の仕事場にイノベーティブでサステナブルに働くヒントを探る。

SPECIAL ISSUE:HAPPY WORKPLACE APPROACH

幸福度を尺度にしてエンゲージメントを高め、人材育成と企業の成長に成果を上げている「ハッピーワーク」先進国タイ王国のモデルケースに学ぶ。

ISSUE00:NATURAL BEING

個人の能力を最大化させ、イノベーションを生み出す空間づくりに注力した3社のオフィス事例や、「働き方」に関するトレンドと現状分析について、専門家の視点を紹介する。