REPORT

「福岡で考えるSDGs」 ~開催レポート~

WORK MILL EXHIBITION 01 トークセッション

オカムラ4つ目の共創空間・Open Innovation Biotope “Tie”のOPENINGイベントを兼ねたトークセッションを2019年2月5日に開催。今後のTie運営の柱の1つであるSDGsについて「福岡で考える」という切り口から3名のゲストをお迎えし、学びとユーモアのあるトークセッションが繰り広げられました。

インスピレーショントーク

九州大学 大学院芸術工学研究院 SDGsデザインユニット長 井上 滋樹 教授

ご自身の海外での経験に基づき、世界にはさまざまな課題があり、そこに発見やビジネスチャンスがあるのでは?!ということから研究をはじめられ「デザインの力でできることがある」というポリシーのもと、福岡を起点に世界中で課題に寄り添い、問題解決にとりくんでいらっしゃいます。

これからも私たちの活動をリードしてください!

株式会社博報堂 九州支社 支社長代理兼MD局長 松本 裕介 様

博報堂九州支社で運営されている「九州しあわせ共創ラボ(Qラボ)」の所長でもいらっしゃる松本さん。

様々な調査を通じて、これからの時代の「しあわせに繋がるアイデア」を 、九州のプレイヤーと共に発想し、実現することで、九州をさらに活性化していくため活動されています。

東京では趣味やスポーツに打ち込んでいるときに感じるという特徴があるのに対して、九州の生活者は「家族や仕事、何気ない日常、自分の暮らすまち」にまつわることに幸せを感じるという特徴があるそうです。

思わず頷いてしまう結果の数々を共有いただきました。

 

日本アイ・ビー・エム株式会社 コラボレーション・エナジャイザー/株式会社エンゲージメント・ファースト チーフ・エンゲージメント・エナジャイザー 八木橋 パチ 昌也 様

八木橋パチさんからは、個人として、自分ごととしてSDGsをどう捉え、どうアクションするのか(しないのか)という切り口でお話しいただきました。

SDGsにどう取り組むのか。もしかすると取り組まない、という選択肢もあるかもしれない。今の段階では、その選択は「ゴミ出しルールを守らない困った人」という程度かもしれないが、2~3年後にはそれではすまなくなっているはずだと八木橋さんは指摘します。

では、何に取り組むか?パチさんは「人は興味がないことは続けられない」と言い、自分が楽しんで続けられるツボをみつけて、個人としての目標を掲げて取り組んでいるそうです。さらに日常的に行なっていることと結び付けて、活動を強化するという試みもご紹介いただきました。

 

トークセッション

その後のネットワーキングも自分の企業とSDGsとの関わり合いを相談いただくなど、大盛況でした。

みなさま、ありがとうございました!!

 

松井 大さんによる本日のグラフィックレコーディング。とても可愛くて、一目で内容がわかる2枚をその場で書き上げてもらいました。

・「SDGs」という共通言語を使って議論しよう!
・日常に「GOAL」を意識しよう!
・できることを、巻き込める人を巻き込んで、共創しよう!

REPORT イベントレポート

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