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ラクワク思考でいこう!働き方改革アイデアの実践~開催レポート~

はたらく×bee

「働き方改革」をしよう!と言っても、何をしたらいいかわからない。そんな皆さん、私たちと一緒に、どうしたら「楽しく・仕事」ができるか、どうしたら「楽(スマート)に・仕事」ができるかを考えてみませんか?それが「働き方改革」の第一歩なのかもしれません。
はたらくを、おもしろく楽しく。自分らしく、快適に。
はたらく×beeは、組織の壁を超えて集う多様な方々とともに、10年後の関西らしい「はたらく」をみつけ、自分からチーム、組織、会社を改革する道筋を探索するプロジェクトです。

ラクワク思考でいこう!

いいアイデアはリラックスして楽しむ気持ちの中から生まれます

ラクワク(楽WORK)思考で関西ユニークな「はたらく」をみつけるプロジェクト、「はたらく×bee」。昨年11月17日に開催した第1回目では、自分たちが取り組みたい100の「働き方改革アイデア」を生み出しました。 2回目では、このアイデアを実践されるものにするために、アイデアの改善と拡散方法を共創していきます!

100のアイデアの共有

第一回で生み出された100のアイデアをふりかえりました

まずはじめに、前回のアイデア創出イベントで生み出されたアイデアを改めて振り返ります。その総数は100個。
その中でも、それぞれのチームの中でイチオシのアイデアについて紹介しました。

1.コミュニケーションアップ、社内文化祭
部署内のチームワークを高め、知らない会社の人を知るために、部署で出し物をする。

2.タバコ部屋に変わる、交流スペース
交流できるスペースをつくって1日に10人以上と会話する。PC、タブレットも活用して会話の時間・空間を増やし、会議・移動時間を減らす。

3.OFFを改革、休み方のデザイン
休み方デザインで休みが増える。

4.飲みの席もOK、社外でアイデア会議
仕事内容の持ち替えや見積書、基本設計、企画のIT化によって、ポジティブで人間的な人を増やし、ネガティブで非人間的仕事に携わる人を減らす。飲み会でアイデアを話すなど、社外での会話を大切にする。

5.笑顔が「カギ」、セキュリティは笑顔認証
笑顔を増やしモチベーションを上げるための笑顔認証セキュリティ。

6.自主的な学びを促進、勉強会空間
学習時間を増やすために、社内で勉強会を増やし、スペースを作り、呼びたい人を呼ぶ。

7.会社のことも家族が評価、家族評価制度
身近な人の参加を促し、家族の関与を増やす。

8.家族もはたらける、子供と一緒に働くルール
子どもが入っても良いルールとスペースをつくり、一緒に仕事をしてみる。

実践への課題

前回参加者のみなさんに、実践に向けての課題をお話いただきました

100のアイデアの代表を紹介したところで、前回ご参会いただいたみなさんに、実際に実行するに当たりぶつかった壁、障害についてお話いただきました。
アイデアの多くは自分一人でできるものではなく、チームや上司を巻き込まないと実践が難しいものばかりでした。普段仕事をしている中で現状を変えよう!と積極的に行動している人が少ない中、アイデアだけ掲げても宙に浮いてしまい、どう周りの方を説得するかにみなさん苦慮されていました。
「このようなイベントに上司と一緒に参加すればよかった、と感じています。」と話されている方もいました。
やはり上司の方の理解は改めて重要だと感じました。

取り組んでみたいアイデアを選ぼう!

100のアイデアが書かれたリストを真剣に見るみなさん

次に、100のアイデアすべてを載せたリストの中から、自分が実践してみたいと思うアイデアを選びます。
選んだあとは、なぜそのアイデアを選んだのか、どんなふうにやってみたいかを周りの人に話しながら深めていきます。
ワールドカフェ方式(チームの中で一人リーダーを決めて、その人はそのチームで話されたことを後から来た人に説明をし続ける。その他の人はできるだけ同じ人とかぶらないように他のチームに移動していく)で様々な人と交流しながら進めていきます。自分のアイデアへの思いが固まったところで、A4用紙にそれを書き出します。

働き方改革アイデア実践プロジェクトチームをつくろう!

紙を掲げながら、プロジェクトメンバーをさがします

自分の実現したいアイデアが固まったところで、そのアイデアを表す「一言」が書かれた紙を見えるように掲げながら部屋の中を歩き回り、次のいずれかの人たちと3〜5人のチームを組みます。

1.似たことを書いている人
2.一緒になると化学反応を起こせそうな人
3.自分の書いたものを捨ててもいいと思える、素敵な案を書いている人

寄り合いながらメンバーが固まったら、ラクワク働き方改革プロジェクトチーム結成!
チームで実際にアイデアを実践するための実行計画を作成します。

アイデアの具体化と実行計画づくり

実行計画書の完成!

チームができたら、いよいよアイデアをブラッシュアップして具体化し、実行計画書を作成していきます!
ワークシートに次のポイントを記入していきます。

◆アイデアの具体化
◾タイトル
◾課題と解決方法(ルール・IT・プレイス)
◾実施概要(誰が、どのようなことをするのか?)

実行計画づくり(自社の上司に提出することを目指して!)
◾プロジェクト名
◾アイデアの目的と効果
◾説得材料(類似事例など)
◾成功の指標
◾チーム編成(PJリーダー・メンバー)
◾必要なリソース(ヒト・モノ・カネ)
◾実行に向けてチームでどのように支援しあうか
◾実施時期
キャプチャ

自分一人では実行が難しいと感じてしまうアイデアを、会社を超えた社外のみなさんとチームを作ることで、お互いを支え合う力が働き実践に弾みがつくはずです。また、それを書面に書き起こすことでより具体化され、説得力も増します。
上司に提出する気持ちでみなさん挑みました!

プロジェクトの発表!

個性的な5つのプロジェクトが生まれました

最後に、各チームリーダーのみなさんに完成した働き方改革アイデアプロジェクトを発表してもらいました。
「休日に”オフィスカミングday”をつくり、家族に来てもらう。まだ小さいお子さんのいる家庭向けにキッズスペースを作ったり工夫をしながら、お父さんお母さん、息子娘がどんな仕事をしているのかを働く現場に来て見てもらうことで、家族のコミュニケーションを増やし、働き甲斐に繋げていこうというプロジェクトです。休日出勤の分を平日に代休を取ったり工夫すれば、実現可能だと思います!上司を説得してみます。」

このようにユニークで、かつ実現射程圏内のワクワクするプロジェクトが各チームで生まれました。

最初の一歩を踏み出そう!

集合写真。みんなでオカムラのO(オー)!

セッションが終わったあとの懇親会でも、みなさん興奮覚めやらぬ様子で情報交換は続きました。みなさんの生き生きとした笑顔がとても印象的でした。

プロジェクトを実現するには、なにより「最初の一歩」が大事です。今、今日何を始めるか、まず何から取り組むか。Open Innovation Biotope “bee”では、みなさんの「最初の一歩」をいつでも応援しています!
プロジェクトのみなさんで集まる場としてbeeを使いたい、beeを使ってイベントを開催したい。みなさんのプロジェクト実現のためにお手伝いをできることであればなんでもご相談ください!
今回ご参加いただいたみなさんの、「はたらく」がラクワクなものとなりますように!またいつでも気軽にお越しくださいね。

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もし少しでも「ピン」ときたら、お気軽にbeeにおたずねください。